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自動車ローンとカードローンを比較!お得はどっち?

新たな車の購入、愛車のメンテナンスなどなど、車の維持に関わるお金って、以外と大きいもの。

借り入れせずに済めば、それが1番ベストなのですが…車は予想もしないタイミングで故障してしまい、そのまま使用不能になってしまったりすることも。

通勤や仕事柄で車は欠かせない!そうなると、車の購入に踏み切らなくてはいけませんから、貯蓄に余裕がなければ、どうしても借り入れに頼らざるを得ません。

こんな時に利用できるのが自動車ローン。

しかし、自動車ローンにも種類はありますし、一般的なカードローンも使途自由。どっちを利用するのがお得なのか、ココでちょっと比較してみましょう!

ディーラー系の自動車ローン

新車購入などの時に提示されてくるのが、ディーラー系の自動車ローンです。

購入の時に「じゃ、一括現金払いで!」と言えればかっこいいのですが、なかなかそうはいきません。こんなのは一般人では稀でしょう。

頭金を用意して、あとはローン。もしくは頭金なしのローン払いというのも珍しくありません。

ディーラー系自動車ローンの特徴

メリット デメリット
ローン手続きが簡単
車両本体割引
オプションサービス
アフターサポートの充実
損保の割引
金利が高め

金利が高めなのは、ディーラーの用意する自動車ローンは、取引先が信販会社だからなのです。信販会社のローンは金利が高いのが当たり前です。(参考ページはこちら→金融業者で金利は異なる?

メリットも多いのですが、これは自動車販売会社のシステムやその時の担当になった人の力量にもよるので、100%ではありません。契約前のやりとりも重要なポイントになります。

ただ、ローンの手続きだけに関していえば、全部やってもらえるので申込は非常にラクです。

銀行の自動車ローン

銀行の自動車ローンを利用するには、車の購入を考え始めた時点で、事前に資料を取り寄せたり、窓口に相談に行ったりなどして情報を集めておく必要があります。

銀行自動車ローンの特徴

メリット デメリット
金利が低い
取引状況による優遇
期間限定キャンペーン
手続きが少々面倒
別途保証料の発生の可能性

金利の設定が低いのが銀行の魅力です。また、日常生活で公共料金の引き落としに利用していたり、給与振込先に指定していることによって、金利が優遇されることもあります。

しかし、その一方で手続きに行く手間や別途保証料の発生があったりと少々面倒な面もあります。

カードローンは使途自由!

カードローンは基本的に個人利用であれば、使途自由のフリーローンです。つまり、車の購入にも利用可能というわけです。

カードローンの特徴

メリット デメリット
審査が早い
手続きが簡単
金利が少々高め
借入金額

カードローンは審査や手続きが簡単なので、煩わしさがないのが特徴です。

しかし、信販会社と比較すると金利は低めですが、銀行系消費者金融を利用したとしても金利は銀行よりも高め。手続きも信販会社に比べると手間が掛かります。

特にサービスや優遇処置もないですし、審査結果が出るまで、どのくらいの金額を融資してもらえるのかが解らないし、金利がどのくらいになるかもわからないので、ちょっと落ち着かないところです。

そう考えると、カードローンを自動車ローンとして利用するには中途半端な感じもしないでもないですね…。

もともと利用のある消費者金融なら、融資限度枠の引き上げが可能であれば、金利も今までより低くなる可能性があるので、増額の相談を窓口に持ちかけてみるのもいいでしょう。

融資枠の増額条件

増額の申請の前に、条件があることを知っておく必要狩ります。

  • 年以上定期的に利用がある
  • 返済事故歴がない
  • 他社での契約や借入が一切ない

つまり、利用している消費者金融にとって利益のある優良な顧客であるかどうかが、増額の基準となります。また、借り入れ希望額が、総量規制で定められている“年収の3分の1以内”であるかも把握してから、窓口に相談にいきましょう。

考えなしに無闇な増額を持ちかけるとは、場合によっては申込ブラックになりかねません。今後の契約更新にも影響するので、ここはひとつ慎重にいきましょう。

どちらを利用するのがお得なの?

正直にいうと、「絶対こっちがお得!」というものはありません。ただ、ディーラー系の自動車ローンで、アフターサポートもある場合には、こちらのほうが有利とは考えやすいともいえます。

ディーラーの自動車ローンなら、まずはやりとりの中でどれだけの値引きや契約することでの特典や契約時のサービスなどを引き出す交渉力があれば、金利が多少高めでも、最終的には得だという可能性もあります。

銀行の自動車ローンなら、日頃の取り引き内容によっての金利の優遇が期待できます。住宅ローンなどを組んでいる場合にも、優遇処置がある可能性があります。

カードローンなら、もともと利用がある場合には手間もないですし、増枠可能なら金利引き下げの可能性もあります。

総支払額を比較する

これが1番わかりやすい比較の方法です。

そのためにはまず、すべての支払方法の返済プランを出してもらうことです。大きな差があれば、間違いなく最も安くで済む方法を選べばいいのです。

大した差額がない場合は、サービスやアフターサポートなども視野に入れて考慮することをお勧めします。

金利のタイプに注意

ディーラーや銀行の自動車ローンを検討する場合には、金利のタイプをきちんとチェックしましょう。

金利上昇の傾向が高い時期には、変動型は選択しない方がいいでしょう。

変動型を選択するというのなら、ローンは3年以内で。5年や7年などの長期ローンを検討しているのなら、迷わず固定型にすべき。そのほうがリスクが抑えられます。

変動型は経済の影響を大きく受けますので、リスクは高いと始めから理解しておいて下さいね。

金利による総支払額は担当者にお願いすれば出してもらうことができますから、ここは遠慮せずに依頼しましょう。高い買い物なんですから、臆せず積極的にいきましょう。

ちょっと特殊な残価設定ローン

車購入の時にディーラーが用意している、ちょっと変わったローンです。

車体価格から3年後、5年後の残存価格をあらかじめ差し引いた後、残る金額にローンを適用するというものです。それによってローン額が下がるため、返済計画も立てやすく、無理なく購入に踏み切れます。

すごくありがたい内容のローンですが、ただ、デメリットも大きいのです。

3年後や5年後の残存価格は確定していません。もしも傷をつけてしまった・つけられた、事故を起こしてしまったなどという理由で、購入時に設定した価格との差額が生じる可能があるのです。

その差額は自己負担になります。最終的な支払いの時に、その差額分も一括払いになるので、リスクとしては大き過ぎます。初心者はなおさらです。

もしも廃車になるような事故なんて起こってしまった場合は、特に最悪です。普通に購入するよりもものすごく高くつくことになってしまいますからね。

残価設定ローンなら、同じ予算でもグレードの高い車に乗ることができるので、車が大好きな人には嬉しいプラン。ただ、そのためだけに高いリスクもも一緒に背負うのか…判断は慎重に行いたいところです。

どうしてもローンが組めない

ちょっと余談になりますが…例えばこんな人。

車は大好き、乗りたい!でも学生という立場上、勝手にローンが組めないし、親も許可してくれない。頭金もないに等しいから、カードローンじゃ足りない…。

日常的に使えなくても、やっぱり車に乗りたいというのであれば、カーシェアを利用してみてはどうでしょうか。月額基本料金が掛かる可能性はありますが、必要な時に使った分だけ支払うので、負担はとても少ないです。

カーライフを楽しみながら、本当に欲しい車を購入するために貯蓄してみては?自身で購入する時には頭金を用意して、余裕のある返済計画でローンを組んで、本当に乗りたい車に乗れるようになるはずですよ。

どうしても車が欲しいからと、闇金に手をつけるのだけはNG!車に乗るどころか取り上げられて、挙げ句に財産までなくしますよ。

家ほど高くないにしても、車は決して安い買い物ではありません。より慎重に検討して下さいね。

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