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銀行カードローンをどこで作ろうか…と考えている人必見です

初めてカードローンの申込みをするなら、どの銀行に申込めば良いのだろうか。銀行もいろいろあって迷ってしまいます。それぞれの銀行の特長や返済内容などを見極めて申込むのが良いですね。大手銀行のカードローンにはどのような特長があるか比較してみましょう。

銀行カードローンの特長について

カードローンを作るのなら銀行で、と考えている人が多いようです。以前は銀行のローンと言えば住宅ローンやマイカーローンなどの大型ローンがほとんどでした。現在では大手消費者金融と提携する銀行も多く、小口融資のノウハウ を取り入れ、カードローンにも力を入れています。

銀行の特長は低金利と高融資額

何といっても銀行のカードローンの特長は低金利だと言う事です。そしてイメージ的にも銀行が扱っているカードローンだから安心 と感じる人が多いですね。それでは実際に大手銀行のカードローンについていくつか比較してみましょう。(参考ページはこちら→銀行借り入れの比較対象

実質年率 限度額
三菱東京UFJ銀行 4.6~14.6% 10~500万円
みずほ銀行 4.0~14.0% 10~1000万円
楽天銀行 4.9~14.5% 10~500万円
オリックス銀行 3.0~17.8% 800万円
三井住友銀行 4.0~14.5% 10~800万円

以上が主な銀行のカードローンの金利、限度額となります。単純に最低金利はオリックス銀行の3.0%最高金利もやはりオリックス銀行の17.8%です。金利幅は通常借入額によって左右します。初回借入額は銀行のカードローンでも50万円位の限度額設定からが多いのです。

50万円~100万円までの融資額では最高金利を適応される事が多いのです。ちなみにオリックス銀行の最低金利3.0%は最高融資額800万円の場合の金利となるのです。初めてカードローンを申込むのなら最高金利の低い所を選ぶと良いでしょう。

そうなると最高金利が一番低いのはみずほ銀行の14.0%となります。金利面ではみずほ銀行が第一候補になりますね。限度融資額に関しては500万円~1000万円とかなり高額の融資も可能となっています。もちろん、申込み当初からこの限度額が適応される訳ではありませんよ。

やはり申込み時は50万円~100万円までの可能額設定が多いのではないでしょうか。ただ、複数社の借入を一つにまとめるおまとめローン では、かなり大きな金額の融資も可能となりますので、その旨相談すると良いですね。

融資額については銀行のカードローンならではの特長があります。それは貸金業法の総量規制に関しての事ですが、文字通り貸金業法は消費者金融など貸金業者に対しての法律です。銀行には銀行法と言う法律があり、貸金業法とは別のものになる為、総量規制に関しても規制対象外です。

銀行のカードローンの融資限度額が高額設定なのはこの為です。消費者金融では年収の3分の1以内の借入に決められています。その為おまとめローンなどになると年収の3分の1を超える事が多いですね。その場合も銀行のカードローンなら心配がありません。(参考ページはこちら→総量規制の詳しい仕組み

銀行カードローンのデメリット

銀行のカードローンは良い事ばかり?デメリットは無いのでしょうか。カードローンの良さはその利用方法が簡単でいつでも気軽に借入出来る事です。その利便性は消費者金融のカードローンでも言える事ですが、この便利さが使い過ぎに繋がってしまう事がデメリットと言えるでしょう。

銀行の金利低めの設定にはなっています。でも金利14.0%と言うと1万円では年間1400円、利息でも100万円なら14万円です。これは単純に計算した年利で、実際に完済までにかかる利息は残高に対するものなので、その返済額によっても違ってきます。

それに10万円返済した後でまた10万円借入したとしたら、そしてそれを繰り返したとしたら完済はいつになる事かわかりません。そういった事が銀行に限らずどの会社でもカードローンのデメリットではありますね。もしも100万円をみずほ銀行で借りたとしたら、返済額と利息はどうなるのでしょうか。

知ってますか金利の大きさ

分かり易くお話ししてみたいと思います。まず1万円を借りた場合です。

返済回数 返済額 利息 残高
0回 0円 116円 10116円
1回 10000円 117円 233円
2回 233円 2円 2円
3回 2円 0円 0円

100万円ではこうなります。

返済回数 返済額 利息 残高
0回 0円 11666円 1011666円
1回 3万円 11802円 993468円
2回 2万円 11589円 985097円
3回 2万円 11491円 976548円
50回 1万円 5678円 482420円
70回 1万円 4550円 384563円
90回 1万円 3126円 261154円
100回 1万円 2280円 187844円
120回回 1万円 266円 13073円
121回 1万円 151円 3224円
122回 3224円 37円 37円
123回 37円 0円 0円

以上のような返済金額と返済回数となり利息は1万円借入れた場合は235円の利息額となりますが、100万円の借入の場合は683261円の利息計算となります。何と100万円借入の場合は元金と併せると1683261円の返済合計額となります。もちろんこれは10年間返済のみ行った場合です。

これは残高によって返済額の変わる残高スライド方式による返済となります。もう少し早い完済を目指すならATMで月々の返済以外に随時返済 も行えます。余裕のある月には返済金額を増やす事で利息額も減ってきます。毎月の返済金額を一定額にする事も可能です。

大きな金額を借入た時には出来るだけ返済のみ を行うようにして、借りて返すと言う事を繰り返すのは避けた方が良いですね。知らない間にかなりの金額の利息を支払う事になってしまいます。ついつい簡単に借入する事ができる。ATMで自分の預金を引き出す感覚で利用できる。

この便利さはメリットでもあるのですが、ひとつ間違えればおおきなデメリットにもなってしまいます。 充分な計画を立てた上で借入れを行うようにして下さい。

銀行カードローンは審査が厳しい

銀行のカードローンは審査が厳しいから、とか審査に時間がかかりすぎると言うような声を良く聞きます。消費者金融に比べると…と言う事なのでしょうが、以前は確かに銀行のカードローンは審査に時間がかかりすぎると言われていました。消費者金融と比べると審査基準も厳しかったように思います。

消費者金融は貸金業法改正による実質金利の引き下げや、総量規制による融資額の規制などで、以前のように少しくらいのリスクを背負っても顧客を獲得すると言う方法では経営する事が難しくなった為、現在では銀行とほとんど変わりのない審査内容で審査が行われます。

大手銀行は大手消費者金融と提携し、保証会社に消費者金融会社を置いている所も少なくありません。消費者金融のノウハウを取り入れて、迅速な審査が出来るようになりました。消費者金融もまた銀行のカードローンの実質年率に近づくような金利設定を目指して、リスクを抱えない事を目標としています。

その為には顧客の品質を上げる事が大切と審査を多少厳しくしている事も事実でしょう。銀行のカードローンも即日融資が可能な所がたくさんあります。審査が厳しいのではと恐れるのではなく、信用情報や属性に問題のないように自分自身の信用を積む事が大切です。

銀行のカードローンには様々な種類があります。借入や返済方法など、しっかりと確認し申込むようにして下さいね。

【参考ページ】
銀行カードローンを使いこなすには

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