武蔵野銀行は自分のお金を預けて引き出す、給与振込や公共料金等の引き落としに利用するだけではなく、個人がお金を借入する時にも利用することが出来ます。しかし、武蔵野銀行からの借り入れ方法は1つではありません。多くの種類の借り入れがあるのです。
具体的にどのような借り入れができるのか、そしてどの借り入れ方法が自分にピッタリなのか、それを判断するポイントを紹介していきましょう。
(⇒自分向きの借り入れを受けるには)
武蔵野銀行で出来る借り入れとは
武蔵野銀行で個人が利用できる借り入れは多くあります。
- 住宅ローン
- リフォームローン
- マイカーローン
- フリーローン
- カードローン
- 奨学ローン
- リバースモーゲージ
この多くの借り入れは、それぞれに特徴があります。自分がどのような目的で、どのように利用したいのかということを考えて選ぶと良いでしょう。では、それぞれのローンの特徴を見ていきます。
ローン名 | 利用目的 | 特徴 |
---|---|---|
住宅ローン | 土地購入、住宅建築 住宅購入等 |
新規購入だけではなく 借り換え目的での利用も可 |
リフォームローン | 住宅のメンテナンス 住宅ローンの借換資金等 |
無担保での借り入れ |
マイカーローン | 新車・中古車・車検 修理・免許取得等 |
他カーローンや残価設定型クレジットの 借り換え利用も可 |
フリーローン | 使い道自由 | 融資資金は自身の口座へ直接入金 3種類の商品がある |
カードローン | 使い道自由 | 限度額内で自由に借り入れ可 2種類の商品がある 住宅ローンや給与振込口座利用有りで 金利優遇もある |
奨学ローン | 授業料・入学金 下宿代・留学費用等 |
教育に関することで利用可 3種類の商品がある |
リバースモーゲージ | 使い道自由 | 55歳以上を対象 自宅を担保とする |
教育資金目的であれば奨学ローンを、自動車購入を検討しているのであればマイカーローンを選択すれば良いわけです。様々な用途でお金が必要になっている、手持ちの資金が不足してしまい生活費関係を一時補填しておきたいという目的であればカードローンやフリーローンが良いですね。
リバースモーゲージは55歳以上を対象とした借り入れで、自宅を担保とすることで最高3,000万円もの借り入れが可能となっている商品です。最終的に死亡後等の自宅売却にて返済すれば良いという特徴があります。
もちろん、死亡後や自宅売却金だけではなく、手持ちの現金で返済をするという事も可能です。利用限度額以内であれば自由に借り入れが出来る、返済期限が自身の死亡時など余裕を持った借り入れが出来るというものなんです。
保証人は不要ですから、年齢を重ねて自身の収入での借り入れが難しい場合は、自宅を担保としたリバースモーゲージの利用を検討してみても良いかもしれません。
(⇒大抵の融資では保証人無し?)
目的が決まったローンのメリットとは
多くのローン商品がある中でも、利用目的が自由で事業資金以外であれば好きなように使う事が出来ます。娯楽でも勉強でも、お金が必要になった時に借りることが出来るお金がある、それはとても心強いですよね。(参考ページはこちら→用途自由な融資を使いこなすには)
一方、目的が決まったローンはあらかじめどのような目的で利用するのか、それにいくら必要なのかということを請求書や見積書等を提示し、その金額をその目的の為に借りるというものです。他の目的で利用してしまった場合、それがばれてしまえば即座に全額返還を求められることもあります。
そのようなリスクを抱えている、目的以外にの利用が出来ない、それだけ見るとデメリットが大きいようにも感じられますが。実は目的が決まったローンにはメリットもあるんです。目的別ローンの最大のメリットは低金利で利用できるという点です。
目的がはっきりしていて、それ以上使ってしまう、お金を乱用してしまう可能性が低いということで低金利での貸し付けを可能としているんですね。
使い勝手が良いのは目的が自由なフリーローンやカードローンなのかもしれませんが、目的が決まっていればお得に利用できるのは目的別ローンだという事を把握しておくと良いかもしれません。
(⇒借り入れはメリットデメリットを知ってから使おう)
フリーローンとカードローンどう違う?
フリーローンとカードローン、自由な目的で利用出来る借り入れであることは同様なのですが、どの様な違いがあるのかを理解できていますか?フリーローンとカードローンは利用頻度等に応じてどちらを選ぶか考えると良いでしょう。
フリーローンはまとまったお金を借りて計画的に返済をしていく、カードローンは設定された限度額内で繰り返し利用することが出来るという違いがあります。つまり、あらかじめ借りた金額から必要時に使っていくのか、必要額を都度借り入れするかどうかの違いです。
フリーローンとカードローンそれぞれにメリットはあります。フリーローンは最初から借り入れした額が決まっていますから、毎月一定額を返済して完済すれば良いということになります。つまり、借り入れした時点で返済期間と返済額が決まっているのです。計画的な利用が出来るのはフリーローンだと言えるでしょう。
一方、カードローンは限度額が設定されますがその範囲内であれば自由に借り入れすることが出来ます。限度額50万円であれば50万円まで借り入れできますし、その50万円を返済すれば再度50万円までをいつでも借り入れすることが可能なのです。契約期間内であれば、いつでも自由に借り入れが出来る、これがカードローン最大のメリットでしょう。
必要時に適宜利用したいのであればカードローン
そう選択すると良いでしょう
ただし、カードローンは利用総額が気づかないうちに高額になってしまい、返済金額も高額になってしまう事もあり得ます。カードローンの便利さに甘えるだけではなく、自分の返済シミュレーションをしっかりと行っておくという事が重要だと言えるでしょう。
銀行の借り入れ審査は厳しいの?
銀行からの借り入れは安心できますし低金利ですから、それだけで魅力的に思えます。ただ、銀行からの借り入れ審査は厳しく審査に通りにくいということを聞いたこともあるのではないでしょうか。確かに銀行からの借り入れ審査は厳しいと言われていますし、銀行の審査に落ちたのに消費者金融であれば審査に通ったという人も少なくありません。銀行の審査が厳しいというのは事実なのです。
ただ、だからと言って利用するのがとても難しいかと言えばそうでもありません。毎月5~8万円程度の収入があるパートの人でも、その収入が1年以上続けば利用銀行からカードローン利用の打診を受けることもあるぐらいです。その打診が来たという事は、申し込みをすれば利用できるという事になります。毎月数万円の収入でも銀行カードローンを利用することは可能なのです。
では何が難しいのか、金額の多い少ないはともかくとして、毎月一定の収入を得ているという事はとても重要になります。同時に、信用情報に問題がないという点も重要です。他に借金をしているようなことが無く、支払い・返済字にトラブルを起こしたような過去が無ければ審査に通るのは難しくないと考えて良いでしょう。
あとは借り入れの希望金額を自分の返済能力に見合ったものにしておくという事も重要です。銀行からの借り入れは総量規制対象外ですが、年収50万円の人が300万円を貸してくださいと言ってもなかなか難しいという事は想像できますよね。初めて借り入れをするときには、審査に通ったとは言っても実際本当に返済能力があるかどうかは利用してみなければわからない部分でもあります。
ですから、最初は金額を少なめにして融資をするという傾向があるのです。申し込むときも少なめの金額を希望し、高望みをしないようにしておくという事も審査では重要になってくるでしょう。
利用するなら銀行?消費者金融?
では、もし自分が借り入れするとしたら銀行が良いのか、それとも消費者金融が良いのか、どうやって判断すれば良いのでしょうか。金利、返済負担から考えても銀行から借り入れが出来ればベストだと言えます。ですが、銀行からの借り入れにはいくつかデメリットもあるのです。銀行と消費者金融をいくつかポイントを絞って比較してみましょう。
銀行/消費者金融 | 審査 | 金利 | 融資スピード | 総量規制 |
---|---|---|---|---|
銀行 | 厳しい | 低い | 時間がかかることも多い | 対象外 |
消費者金融 | 比較的甘い | 高め | 即日融資も多い | 対象 |
銀行は審査に時間がかかる事もありますし、地方銀行等であれば来店しなければ契約できない場合もありますね。武蔵野銀行のカードローンも、申し込みはネットやFAXで可能となっていますが来店により契約を行うようになっています。仮審査結果も郵送されてきますから日数はかかってしまいますね。
一方、大手の消費者金融、中堅の消費者金融はネット上で申し込みから契約まで済ませることが出来たり、申込んだその日から借り入れ出来たりと利用者にとって嬉しい特徴を持ち合わせているのです。急いでいて、短期間利用するだけであれば金利差もあまり気にならないかもしれません。
高額を繰り返し利用し期間も長いなら銀行、急ぎで比較的少額の利用なら消費者金融を検討するというのが選択方法の1つであると言えるでしょう。
消費者金融は高金利だが審査が甘くすぐに利用できる
このように特徴を捉えて、自分に合った方を選ぶと良い
ただ、銀行によっては即日融資を可能とした商品を出していたり、消費者金融でも来店しなければ契約不可だったりするところもあります。あくまでも傾向としてとらえておくと良いでしょう。