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求職中でお金が欲しい!カードローンの審査は通る?

今の世の中、定年まで同じ会社で勤め上げる方は本当に数少なくなっています。ですから、学校を卒業して就職しても、多くの方が転職を経験しているのです。自分で転職を望んで退職する場合もあれば、経営不振によってリストラされるという場合もあるでしょう。

どちらにしろ、転職するという経験をされる方は非常に多いと思います。今まで働いてきた職場を辞めれば、当然新しい職場を見つけねばなりませんね。いわゆる就活です。退職前から次の職場が決まっている場合なら良いのですが、たいていの場合、次の職場で働くまでに日にちが空くことが多いでしょう。

そうした求職中の期間、会社を辞めてからしばらくは雇用保険の失業手当がありますが、給付期間が過ぎれば収入が無くなってしまいます。生活が出来なくなってしまいますよね。そんな時、お金を借りることが出来れば心強いのではないでしょうか?

では、お金を借りる方法として最も気軽で便利であるカードローンはどうでしょう。求職中でも利用は出来るのでしょうか?求職中でもカードローンの審査は通るのでしょうか?

カードローンの申し込み条件

ではまず、カードローンの申し込み条件を改めて確認してみましょう。次の表にまとめてみました。ただし、「年齢制限」と「安定した収入があること」はどのカードローンにおいても絶対条件なので、この表では省いてあります。
(⇒年齢制限が気になるならこちら

カードローン名 申し込み条件
プロミス アルバイト・パート・派遣社員・契約社員でも
現在仕事をしていれば主婦、学生でも申込み可能
アコム 主婦、学生、パート、アルバイト、派遣社員でも
本人の勤めによる収入があれば申し込み可能
(就職が内定の場合でも、現在アルバイトなどの収入があれば申し込み可能)
三井住友銀行 原則安定した収入があること以外、記載なし
バンクイック パート・アルバイトも申し込み可能
学生・本人に収入がなく配偶者に収入のある場合も申し込み可能
(学生は利用限度額10万円以内、主婦は利用限度額30万円以内)

この表でお分かりのように、ほとんどのカードローンでは、本人に安定した収入があれば、主婦や学生、パートやアルバイトでも審査に通るということがわかります。主婦が借り入れる場合には条件がある?)

無職と求職中は違う?

例えば何かに自分の情報を記入する場合、現在働いていれば、求職中でも職業欄には「アルバイト」とか「パート」とか記入出来ますが、現在働いていなければ、職業欄には「無職」と書くしかありません。実はこの違いこそが、カードローンが利用出来るか出来ないかの違いなのです。

では、無職と求職中の微妙な違いを考えてみましょう。

無職=定まった職業に就いておらず、仕事をしていない状態。

求職=仕事・職業を探していること

無職とは、仕事をしていない人全般の事を言い、働く気が無い人はもちろん、就活中の人も、転職期間中の人も無職だといえます。ですから、求職中の場合も無職に含まれるのです。しかし、アルバイトやパートをしていれば、職業はアルバイトやパートとなりますし、学校に通っていれば学生として、結婚していれば主婦として、それぞれに職業として認められます。

要するに、現在働いておらず、なおかつ、なんの肩書も持たない人の場合は無職となり、カードローンの審査には通らないのです。しかし、アルバイト・パート・主婦・学生といった肩書があれば、カードローンの審査には通るということですね。

(⇒審査にも通る無職の定義について

求職中でもカードローンの審査は通るか

では、求職中でもカードローンの審査に通るのでしょうか?答えはイエスです。しかし、ここで思い出していただきたいのが、各カードローンの申し込み条件です。そう、現在働いていないと審査に通らないところが多かったですよね。では求職中に審査が通る場合と通らない場合を考えてみましょう。

求職中でも審査に通る場合

これはつまり、現在働いている場合です。求職中で無職でも、アルバイトやパート、派遣社員、契約社員として働いていれば、問題なく審査に通ります。安定した収入という面で十分条件を満たしているからです。(参考ページはこちら→アルバイトなどでも簡単に借りられる融資は多数

またカードローンによっては、配偶者に安定した収入があれば申し込み可能なところもありますから(主に総量規制対象外の銀行カードローン)、アルバイトなどをしていなくても、そうした条件によって審査に通る場合もあります。

求職中では審査に通らない場合

次に審査に通らない場合ですが、これはアルバイトやパートによる収入も全く無く、さらに配偶者などの安定した収入も無い場合です。失業手当や年金などは安定した収入とは認められませんから、カードローンは利用出来ません。

ですから、求職中でお金が無くても、就活しかしていなかったり、もしくは転職先で働き始めるまで、アルバイトも何もしていない状態では、お金を借りることも出来ないのです。

求職中でお金を借りるには

しかし、求職中とはいえお金は必要ですよね。生きていくためには様々なお金が必要です。それなのに、無職で収入が無ければ困ってしまうでしょう。しかも就活が長引けばそれだけ負担も大きくなってしまいます。

では、収入の無い求職中の生活費はどうしたら良いのでしょう?求職期間が長くなり、手当や貯金だけで補えない場合に、生活をしていくために必要なお金を借りる方法をお教えしましょう。それは次の3つです。

  • アルバイトをする
  • 公的ローンを利用する
  • 親族・友人から借りる
    • 先ほども述べたように、アルバイトをしていれば、どのカードローンの審査にも通ります。カードローンを利用するための一番簡単な方法でしょう。しかもお金を稼ぐことで、借りる額も軽減出来るでしょうし、第一借りる必要も無くなるかもしれません。一石二鳥ですよね。

      次の方法としては、公的融資を利用するというものがあります。「総合支援資金貸付」は、失業などにより生活困難となっている人の自立を支援するものであり、各市町村の福祉協議会で申し込めます。条件や手続きはカードローンよりも面倒だったりしますが、安心して借りられると思います。

      そして最後の手段としては、親戚、友人、知人から借りることです。最も簡単そうで、実は最も難しい方法でしょう。お金の貸し借りは人間関係に大きな影響を与えますし、お金を貸してくれと頼むのは誰しも言いにくいものですよね。もしこの方法で借りたとしたら、カードローンで借りたのと同様、返済はしっかりと守ってください。相手が知り合いだからという甘えは禁物です。

      このように、求職中の場合でも、アルバイトなどをして働くことで、カードローンの審査には通ります。まずは是非ここから始めてみましょう。就活中でもアルバイトくらいは出来るはずです。また、新しい仕事が決まるまでは、極力節約を心掛けること、出来るだけ我慢も必要です。そして、どうしてもピンチの場合だけ、カードローンを利用するようにしてください。

      不景気な世の中で、求職期間も長引くかもしれませんが、カードローンを上手に利用して、満足のいく転職が出来ことを願っています。

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