キャッシングというとカードローンと同じという意見があったりしますが、そうでもなかったりします。例えば、カードローンとキャッシングでは金利で大きな差がありますので、あまり借りすぎないように工夫して利用できるというのであれば、キャッシングのほうがメリットが多いです。（参考ページはこちら→融資選びは金利比較が鍵？）
そして、何よりも今では無利息キャッシングというものが利用できるようになっていますので、カードローンより圧倒的に金利が安いものもあったりするのです。何よりも現代では気軽にキャッシングできるようになっているのも魅力となってくるでしょう。
圧倒的なスピードで審査が終わる
キャッシングの審査とカードローンの審査はスピードが違います。どれほどの差があるのかというと、カードローンは現代では1時間～3時間ほどで終わるケースが多いとなっているのですが、キャッシングはなんと15分～1時間で終わるケースが多いのです。
また、このような仕組みになっているだけでなく、キャッシングの審査は基準そのものがかなり緩くなっているので、大半の人が審査通過できるようになってもいるのです。このように初心者の借入を救済している要素と、すぐに借入をしたい人向けのサービス要素がキャッシングには存在するのです。
キャッシングはバレにくい
今では、カードローンであってもキャッシングでも、バレないようにしてローンをしたいと考えている男女が多いとされています。つまり、バレないでローンをするのが第一希望になっているわけです。
キャッシングでは、その要素についても対応しているので、今では店舗などに訪れないでもローンができるようになっています。なぜバレないでローンができるのかというと、今ではキャッシングのほとんどがネット完結型になっているからです。
ネット完結型とは、正式にはWEB完結型と言われているサービスです。大手のサラリーマン金融や信販会社では、このようなサービスを導入しているので、今では若い男女だけでなく高齢の男女からも利用が多いとなっています。
WEB完結型は、自宅にインターネット環境がある場合にローン契約ができるようになっているもので、審査通過後に契約書類が郵送されてくるサービスとなっていますので、店舗を一度も訪問しないで契約が結べるようになっているのです。
今では女性から支持されているサービスとなっていて便利なのですが、大手の銀行やサラリーマン金融などしか対応していないことでも有名です。
少し借りる場合にお得となっている
キャッシングは、カードローンと違って少しだけ借りる場合に金利でお得になっている特徴があります。
このようにキャッシングは、ちょっと借りる程度であれば基本的に金利面では損をしないようになっています。ただ、大金を借りる場合にはカードローンのほうがお得となっています。
具体的には、50万円以上で借入をする場合にカードローンはお得となっているのです。キャッシングは15.0～18.0%で金利が変動しているのですが、カードローンは4.0～18.0%で金利が変動しているケースが多いので、このような変化が見られるとされています。
100万円以上でも対応している
カードローンとの比較でキャッシングを見ていくと、最終的にはカードローンのほうが金利面で勝っています。ですが、それでもキャッシングを選ぶ人は多いです。
その理由は、キャッシングであれば多数のメリットがあるだけでなく、高額の借入についても対応しているからです。
キャッシングは100万円、200万円、500万円といった会員限定のカードが用意されているのですが、これらについては今ではクレジットカードとセットになっています。
また、クレジットカードとセットになっているのですが、色が青、金、白や黒というふうに同色が存在しないようになっているので、カードごとの違いについてもすぐに理解ができるようになっています。
例えば、青の場合はスタンダードとなっているのですが、特にサービスのようなものはありません。ですが、金や白や黒のクレジットカードで審査に通るようになると、空港ラウンジサービスを利用できるようになったり、利用ポイントに応じて商品がもらえるなどのサービスを受けることができます。
カードローンとスタンダードのクレジットカードでは、このようなサービスについては受けられないようになっていますので、キャッシング関係のカードのほうがメリットが多いのは確かなのです。
支払い方法について
カードローンとキャッシングは、キャッシュディスペンサーなどからお金を引き出して利用する点は全く同じです。ですが、次のような点でキャッシングはカードローンと違っていますので、覚えておくと便利に利用できたりします。
- カードローンは一括払い、分割払いを選択できるがキャッシングは翌月一括払い
- 短期間で支払が完了するので、キャッシングは返済計画が非常にシンプルに済む
- キャッシングはカードローンと違って、必ずカードを所持していなくても利用できる
このようにキャッシングの場合は、カードローンよりもスマートに利用できる強みがあります。また、カードローンは分割払いを選択できるようになっていますが、支払においては長期での支払になりやすいので、その分だけ利息がついてしまうデメリットが発生するのが難点です。
また、キャッシングはインターネット上からで指定銀行口座にお金を振り込むこともできるようになっているので、銀行口座のみで借入や利用をまとめるという便利な使い方もできるようになっています。
提携ATMに違いはない
カードローンは大手のサラリーマン金融であれば、ほとんどのコンビニATMが今では提携ATMとなっています。ですが、これについてはキャッシングも同じとなっていますので、キャッシングは返済面においてもカードローンと大差ないようになっています。
キャッシングではないもの一覧
実は次のようなローンについては、キャッシングとしてローンができないようになっています。下記のものについては、別の金融商品が用意されているので、そちらを選択する必要があるのです。
- 自動車ローン
- 不動産ローン
- 住宅ローン
- 学生ローン
- 生活ローン
これらについては、銀行にいってローン契約を結ぶようになっています。キャッシングではなく、銀行で用意されている金融商品となっているので、他の方法で借りるよりも圧倒的に金利が安いのが特徴となっているのですが、審査については通常のものより厳しい場合が多いです。
例えば、自動車ローンをなんとかキャッシングで組んだとします。しかし、金利は15.0%以上となっていますので100万円ほどの自動車であっても返済は大変でしょう。
ですが、自動車ローンであれば3.0%からでローン契約が組めるようになっています。銀行ではマイカーローンやオートローンとして販売されている金融商品で、信販会社ではオートローンクレジットサービスとして販売されていたりします。このような仕組みになっていますので、間違って何もかもキャッシングで購入しないように注意するのも大切です。
同一商品の連続購入は難しい
基本的にキャッシングやクレジットカードにおいて、同一商品を何度も連続して購入するというのは許可されていません。近年では、クレジットカード現金化などで問題となっているからです。
クレジットカード現金化とは、高額で取引されている商品を購入し、中古ショップなどで売却する行為をいうのですが、キャッシングでもクレジットカードでも利用者が増えてきているので、今ではそのような購入については制限が設けられている場合も多いです。
例えば、同じような商品を何度も購入されていた場合については、キャッシング業者（信販会社）から連絡が入るようになっています。
要するに注意なのですが、それを無視して同じようなことを繰り返していると、最終的に利用停止状態となり悪質であった場合には、カード契約の解除となります。カード契約が解除されると、カードの返却を行わないといけませんし、残債（返済を終えていないローン分）については新しいローンとして返済をしていかないといけません。
このような仕組みになっているのですが、特に厄介なのはクレジットカードなどの新規契約が難しくなることです。今では、個人信用情報機関という存在もあり、こちらに悪質な利用があった旨を報告されてしまうと、カード契約そのものが難しくなってしまいます。
無利息キャッシングが利用可能
キャッシングは、カードローンと違って無利息期間というものがあります。無利息期間とは、金利0%の状態でローンを組めるようになっているものなのですが、こちらが非常に便利ということでキャッシングは高い評価を得られているケースが目立ちます。
無利息期間の細かいルールについては伏せておきますが、一般的には1万円から10万円までの利用であれば無利息となります。
また、このようなサービスがあると業者が儲けを出せないのではないかと考えられますが、実際は利用できる月数が定まっていますので、後で通常のローンと同じ金利に戻るようになっているのです。大体ですが、30日～180日間で無利息期間については終了するようになっています。
30日以上も利用できるのであれば十分なようにも思えますが、基本的に5万円以内での利用を前提としていますので、高価な家電などを購入される際には無利息キャッシングは難しいでしょう。このような場合には、クレジットカードを用意しておき、こちらで支払を代わって行うようにするというのが理想的です。
クレジットカードは20万円ほどを限度として契約を結ぶのですが、6回払いまでの金利では他のローンより金利が安いという特徴があります。つまり、キャッシングを無利息期間で使っていく上で、10万円以上の商品購入を予定しているのであれば、クレジットカードを持っておいたほうが自由度は増すということです。
総量規制を理解して使用する
キャッシングであっても、カードローンと同じように総量規制が発生するようになっています。
また、自動車ローンなど高額な商品を金融商品を選択し購入する場合は、基本的に総量規制がかからないようになっています。ただ、キャッシングについては総量規制がかかっているので、高額商品を購入する際に用いるのは難しいです。
もし、将来的に高額キャッシングを希望されているのであれば、銀行でも審査を受けるようにしておきましょう。銀行では審査が厳しいとされていますが、サラリーマン金融からの借入が少なく、総合で借りている金額についても低い場合には特に審査は厳しくもなかったりします。
ただし近年のサラリーマン金融のように、誰でも利用できるようになっているのではなく、安定した収入を見られる人で金融事故が少ない人に対して審査を行っているとなっています。
