誰だって1番良いカードローン会社で借りたいはずですよね。でも1番というのはその人によっても異なりますので、誰にでも当てはまるような「良いカードローン会社」をなかなか1つに絞る訳にはいきません。
そこで3つの満足ポイントによって、各社サービスの比較検討をしてみました。これからお金を借りようかなと検討している方は、是非ご参考になさってください。
満足ポイント1「安心」
お金を借りる際にもっとも重要なのは安心でしょう。しかし安心できる大手で借りたいと思うのならば、申込む側にも一定のハードルがあります。
また既に複数の会社からの借り入れがあり、総量規制にひっかかっている方も、消費者金融から借りることは不可能です。金額は規制以内でも、借り入れ件数が4件以上となると、大手では審査に通らないと言われています。
(⇒総量規制の問題点)
安心借入の為の条件
銀行のカードローンの場合は、借入額が年収の三分の一を超えると申込めなくなる総量規制とは無関係なので、借入額が多くても安心だという方もいます。しかし銀行であっても、年収に比べて借入額が多すぎれば、やはり審査に通るのは難しくなるということには変わりはありません。
そのためこの総量規制は、どこで借りるにしても一定の基準としておさえておくことが大切でしょう。ここで良い条件のカードローンを借り難くなる条件をまとめておきます。
安心借入が難しくなる条件
- 長期延滞の登録
- 債務整理の登録
- 4件以上の借入件数
- 総量規制に近い(超える)借入額
しかしこれらを除けば、「これがあると絶対に審査に通らない」という決定的な条件は、実はひとつもないんです。よく「あの職種は審査に通らない」とか「年収が低いとダメ」などと言われますが、実際にただそれだけで審査に落ちてしまうということはありません。
もしもある所では審査を受けることができないような条件の人であっても、別のカードローンならばスンナリと申込めたりもするんですよ。
専業主婦でも安心借入
例えば当人の収入ゼロである専業主婦は、大手消費者金融では規制があって審査を受けることができません。そこで大手でダメならば、中堅を探すしかないということになります。
しかし銀行はこの規制の対象外なので、銀行カードローンならば特に条件もなく借りることができるんですよ。
業者 | 専業主婦の申込み条件 |
---|---|
大手消費者金融 | 審査を受けることができない |
レディースローンなど | 配偶者の同意書、婚姻の証明書類などが必要 |
銀行 | 特別な書類不要で申込める |
※注)但し銀行カードローンの中には「専業主婦不可」のものもあるので、同じ銀行内でも商品をよく確認することが必要です。
パート主婦の注意点
消費者金融には総量規制という年収に関わる制限がありますので、専業主婦のように本人に収入のない人の申込みについては、このようにどうしても厳しくならざるを得ない事情があるのです。
しかしパートやアルバイトで収入さえあれば、主婦の方でも大手の消費者金融で審査を受けることができますよ。収入が低いのはパートならば当たり前ですから、申込み時には年収の金額を気にする必要はありません。
それよりも、自分が主に配偶者の収入で生活をしている主婦であることを、しっかりと申告することが大切なのです。
ではパート主婦の場合、申込書の中のどの項目に気をつければいいのでしょうか?実はカードローンの申込書には、「主婦」「パート主婦」「専業主婦」などと記入する欄はないんです。
その代わりに、性別、家族構成、雇用形態といった項目に答えていくことで、その人がどのような状況にあるかを判別するようになっています。
【パートの主婦の場合の記入例】
性別 | 家族構成 | 雇用形態 |
---|---|---|
女性 | 既婚子供あり(orなし) | アルバイト・パート |
このような記入があれば、この人が「パート主婦」であり、「主にご主人の収入によって生計を立てている人」だということが伝わるでしょう。
これらは選択メニューになっていることが多いので、うっかり入力を間違っていないか、送信前には必ず見直しをしておくことが大切です。特に既婚・未婚の違いは、審査結果に大きく影響するので気をつけましょう。
このように企業や商品を選んだり、申込みの際の間違いを防ぐことだけでも、審査に通る可能性は大きくなってきます。ブラックや他社からの借入が多いという訳ではないのなら、自分に合う条件を気長に探してみることが大切ですね。
特に銀行には様々な条件のカードローンが複数揃っていることがありますので、よく調べてみる価値がありますよ。
満足ポイント2「お得」
さて次のポイントは「お得」です。やはり同じ借りるのならば、できるだけ低コストで借りたいものですよね。
お金を借りる際には必ず利息がかかってきますが、その利息を少なくしたければ、年利の低いところで借りるというのが一番だということになります。
そこで各企業カードローンの100万円以下の金利を見比べてみましょう。
企業名 | 100万円以下に適用される金利 |
---|---|
アコム | 18% |
プロミス | 17.8% |
バンクイック(三菱UFJ銀行) | 14.6% |
三井住友銀行カードローン | 14.5% |
銀行は消費者金融と比べると、数%以上も低い金利になっています。これだけ見れば圧倒的に銀行がお得ということになるのですが、それには審査に通らなければなりません。審査の通りやすさや申込みのしやすさという要素も、企業選びには必要ですよね。
また実際に利用すると、消費者金融には年利以外にもお得になる要素があるんですよ。それが各種キャンペーンなどのサービスです。
キャンペーンを見逃すな!
消費者金融や一部銀行では、一定期間無利息になるキャンペーンを実施しているところがあります。カードローンが無利息で借りれると言うのですから、これは絶対に見逃せないサービスですよね。
このサービスは、初めての申込みの方に限って一度きりしか適用されず、契約日の翌日から利用期間が始まります。そのためうっかりしていると、せっかくの無利息期間をフルに活用できないままサービス期間が終ってしまうこともありますから、申込み時から借入計画を立てておくことが大切です。
またその他のサービスとして、友達や知人を紹介すれば、その契約内容によってQUOカードが貰えるというキャンペーンを実施している企業もあります。こちらも初めての申込みの方が対象です。エントリーなど一定の手順もあるため、事前によくルールを飲み込んでおくことが必要ですよ。
このようなキャンペーン自体にも実施期間がありますので、必ず申込み前に確認をしておきましょう。もちろん今後新たにもっとお得なキャンペーンが始まる可能性もありますので、チェックは欠かせませんよ。
-
※各社キャンペーンの一例
- プロミス
- アコム
- アイフル
→友達紹介でQUOカード最高15000円分プレゼント
→最大30日間無利息
→友達紹介でQUOカード最高10000円分プレゼント
→友達紹介でQUOカード最高10000円分プレゼント
ATM手数料を節約しよう!
さてもうひとつ見逃せない「お得」は、ATMの手数料です。通常消費者金融でATMを利用する際には、1万円以下ならば108円、それを超えると216円の手数料がかかってきます。
しかし消費者金融で借りたなら、絶対にこのATM手数料を支払わなければならないかというとそうではありません。どこで借りる場合にも、必ず手数料のかからないATMがあるのです。これを選んで使うことで、毎回かかってくる108円や216円を節約しましょう。
特に消費者金融の場合は、手数料0円になるATMの種類は限られてきますので、便利だからといって好きな所で利用していると、知らない間に少しずつ損をしてしまうことになります。
消費者金融は店舗ATMならばいつでも手数料0円ですが、それ以外でも無料になる例をご紹介しておきます。
企業名 | 手数料0円のATM(店舗ATM以外) |
---|---|
モビット | 三井住友銀行ATM |
プロミス | 三井住友銀行ATM |
便利だからといって最寄りのコンビニオンリーではなく、このように無料扱いになるATMを大いに利用することをお薦めします。
満足ポイント3「使いやすさ」
そのカードローンの使いやすさというと、その人の感じ方や生活形態とも関わってきますので、大いに個人差が出る部分だと言えるでしょう。
カードローンに求められるのは気軽さが一番だと考えられますが、家族に内緒でお金を借りている方などは、利用に際しては多少手間がかかっても、人目につかないことをより重視する場合もあるでしょう。
ATMが使いやすい!
手数料無料で使えるATMが近場にあると、返済も気軽にできてとても便利ですよね。無料の提携ATMや店舗ATMが自宅や職場から利用しやすい徒歩圏内にあるのなら、それによって借入先を決めるというのもひとつの選び方でしょう。
しかし借りたり返したりが簡単だというのは、使いやすさの最大の条件ですが、その人によっての使いやすさは、近さというだけでは決まらない場合もあります。
例えば人目が気になる人は、多少遠くても落ち着いて使えるATMを選ぶでしょう。コンビニは学生のたまり場になっていたりすると、案外使い勝手が悪いこともあります。またATMやその付近が混み合っていることが多いと、度々出直さなければならないかもしれません。
一方で銀行店舗内のATMは、24時間利用という訳にはいきませんが、設置台数も多く人目も気になりません。ATM手数料が無料になる銀行が近くにあれば一番いいのですが、そうでない場合もサブとして銀行を使うようにしておくと非常に便利です。
振込が使いやすい!
またカードローンの利用は、毎回カードで現金を引き出すばかりとは限りません。例えば各種支払いの引落し日が近いのに、口座残高が足りなさそう…なんてこともあるかもしれませんよね。こんな時には直接銀行口座へ振込んでもらえれば、何より手間要らずですし時間も最短で済みます。
どの企業であっても、このような振込には対応しています。特にカード郵送待ちの初回借入時には、銀行振込みを選んでおけばすぐに借入が可能になります。
しかし手続きが午後の遅い時間帯にかかってしまうと、実際の振込は翌営業日になってしまうこともあります。例えば金曜日の夕方に借入の手続きをした場合は、実際にお金が振込まれるのは3日後の月曜日ということになります。
ところが企業によっては、条件次第でもっとスピーディーな借入が実現する場合もあります。銀行口座が企業指定のものならば、曜日や時間帯に関係なくすぐお金を振込んでもらえます。その一例をご紹介しましょう。
企業名 | 指定口座 | 振込までの所用時間 |
---|---|---|
プロミス | 三井住友銀行・ジャパンネット銀行 | 10秒 |
アコム | 楽天銀行 | 1分 |
プロミスの「瞬フリ」は、パソコン、ケータイ、スマホからネットで365日24時間対応で、メンテ時間帯以外は受付完了後10秒後には振込み可能という優れものです。
但し振込先の口座は三井住友銀行かジャパンネット銀行であるということが条件です。アコムも楽天銀行が振込先ならば、ほぼ365日24時間対応で1分程度で振込が可能になっています。
残高不足に便利な方法
また口座の残高不足にはもってこいのカードローンは、各銀行にもあります。これは普通口座のキャッシュカードに付帯させるタイプのものなので、これを申込むには、まずはその銀行に口座を開設しておかなくてはなりません。
そのためカードローンを申込む前にワンクッションが必要になってしまうのですが、既に口座をお持ちの銀行であれば、すぐに申込むことができますよ。
このカードローンならば、残高が足りない場合にも自動で貸付をしてもらえるようになっています。引落し口座の残高を確認するのをつい忘れるという方には、正にピッタリの1枚ですね。
このように、使いやすさはその人が何を優先順位にするかによっても違ってきます。ATM利用で周囲の人目を気にしたくない人、月々の口座の残高不足が気になる人、それぞれのちょっとした要求に合致したカードローンを選べば、いつでもストレスなく利用することができるでしょう。
まとめと補足
1番いいカードローンを選ぶには、安心とお得と使いやすさの3つのポイントから、自分に合ったところを見つけるのが最適です。
しかしそれも安心でなければ意味がありません。この安心には、2つの意味があります。
安全な企業を選ぶこと
まず借りる先の企業が安全なものであるということ。これは大手企業で申込めば間違いはありません。但しそれには条件が必要だということもご紹介しました。専業主婦など審査が難しい方も、企業を選べば問題なく申込みは可能となりましたよね。(参考ページはこちら→専業主婦も簡単にお金を借りられる)
しかしなかなか大手企業では申込みにくいブラックの方や借入額の多い方の場合は、すぐにそうするという訳にもいきません。とりあえずの解決の道を補足しておくと、以下のようなものとなります。
- ブラックの場合の解決法
- 借入額・件数が多い場合の解決法
登録期間が終るのを待ち、債権者以外の企業(保証会社)を選んで申込む
おまとめで借入額・件数を整理した上でチャレンジ
いずれも決定打とは言えない方法ですが、この状況で借りようとすれば、このような解決しかできません。先ずはこのような状況にならないということを目標にしたいものです。
安全に使うこと
さて安全のもうひとつの意味は、トラブルもなく安全に利用するということです。要は返済を滞らせないということになりますが、そのためには返済のしやすさ、ATMの利用しやすさも重要になってきます。
このように安心とお得と使いやすさは、お互いに切り離せない要素だということが分かります。3つのポイントを自分なりに組み合わせて、是非あなたの1番を見つけてください。