カードローンにはそれぞれ申し込み条件みたいなものがあって、それを満たしていないと契約することはできません。申し込み自体は行うことはできますが、条件を満たさずに申し込みをしたとしても審査で落とされてしまうことになります。申し込みを行う前に条件をよく確認しておくことは大切です。(参考ページはこちら→融資は申し込み前からすべき事が多い?)
カードローンによって条件はさまざまなので、すでに使用するところが決まっているのであれば、よく確認しておきましょう。
カードローンの申し込み条件は?
カードローンの申し込み条件といってもいくつかあげられますが、「収入がある」「対象年齢」といったものはだいたいどこに申し込みする場合でもあげられる条件です。「収入がある」という条件は、実際に「○○円以上の年収が必要」と細かく決められているわけではないので、収入が少なくて借入ができないということではありません。
「対象年齢」というのは、カードローンによってさまざまなので、よく確認しておく必要があるのです。(参考ページはこちら→どんな融資にも対象年齢があります)
カードローンの対象年齢は?
カードローンの対象年齢についてですが、多くの場合は20歳~となっているので、未成年でなければ対象年齢を満たしていることが多いです。20歳になったばかりの人や21歳・22歳といった人でももちろん利用することができます。
対象年齢の下は20歳ですが、上はカードローンによってさまざまな数値になっています。
- 20歳~60歳まで
- 20歳~65歳まで
- 20歳~70歳未満まで
高いところだと70歳未満になっている場合もあるので、幅広い人が利用することができるようになっているのです。ちなみに70歳以上を超える数値に設定されているところはなかなか存在しません。70歳を超えてくるとカードローンなどを使った借入が難しくなってくる、ということになってしまいます。
申し込みを行う場合は、Web上にある公式サイトなどで対象年齢はよく確認しておくようにしましょう。
ほかの申し込み条件は?
カードローンには対象年齢のほかにも申し込みの条件というものがあります。すでに紹介したとおり「収入がある」ということがまず挙げられます。そのほかには「保証を受けられる人」や地方銀行の場合だと「その地方に住んでいる」といったことが条件になることもあるのです。
- 申し込み条件はすべて満たしていないと契約することができません。
たとえば、20歳を超えているけど収入を得ていない、収入はあるけど年齢を満たしていない・・・といったような場合だと審査で落とされてしまうのです。申し込み条件というのは、カードローンを利用するために重要だと言えるのでよく条件を確認しておく必要があります。
大手の銀行や消費者金融といった場合だと、だいたい次のようなことが条件になっていることが多いです。
- 安定した収入はあるのか
- 年齢
- 保証を受けられるのか
地方銀行となると、すでに書いたとおりその地方に住んでいる、勤務先がその地方にあるということが条件になります。覚えておくとよいでしょう。
クレジットカードは18歳から
カードローンとちょっと違うのですが、お買い物の会計に使える「クレジットカード」は未成年でも契約できる場合があります。クレジットカードのメリットとしては、「未成年で使える」ということのほかにも、「ポイントがたまる」といったものも。ポイントは商品と交換したり、マイルに交換したりすることができるようになっています。
ポイントの使い道はカードによってさまざまですので、ポイントの使い道でカードを決めるというのもありです。
クレジットカードは基本的にお買いものの際に使えるカードになっていますが、「キャッシング枠」というものが付いていればお金を借入することもできてしまいます。限度額がカードローンよりも低くなっていることも多いのですが・・・。
キャッシング枠が付いているクレジットカードなら、未成年でも借入することができてしまいますが、収入がないと返済もできないので、返済で苦しむことになってしまいます。どうしてもお金が必要というときはあると思いますが、キャッシングやカードローンなどといったものでお金の借入はできるだけしないほうがよいのです。
お金を借入する際はよく考えてから、利用するようにしましょう。
こんな人は借入可能なの?
カードローンなどの年齢制限はだいたい20歳~になっているので、未成年でなければ年齢の条件は満たしています。だったら次のような人の場合だとどうなのか?
- 21歳で学生
- 収入がない21歳
- 20歳の誕生日に申し込みをする
- 内定が決まっている状態
上記の例と少し違いますが、「収入がある未成年」といったものもあげられますね。このような人はカードローンなどから借入することは可能なのでしょうか。
21歳の学生で借入は可能?
すでに似たようなことを紹介していますが、学生でも21歳なら申し込み条件の対象年齢を満たしています。カードローンの多くは同時に「収入」が必要になるので、年齢を満たしているだけでは、借入することはできません。
- 年齢が21歳、学生で借入したい
ということなら、アルバイトをすれば借入できる可能性があります。お仕事を始めたばかりだと、審査に通りづらいとかよく言われていますが、借入できる可能性はある。お金の借入をするのであれば、まずはアルバイトでもいいので仕事を見つけるとよいでしょう。
収入がない21歳で借入は可能?
21歳でも収入がないとカードローンで契約することはできません。最近は正社員でなくても利用できるものが増えてきているので、「年齢が21歳、学生で借入したい」といった条件で借入したい人同様にアルバイトを始めてみるとよいでしょう。
- 派遣
- オークション
- 在宅ワーク
最近はこのような人もいるかと思いますが、上記のような雇用形態、職種でも借入できる可能性はあります。
学生なら学生ローンを利用可能
未成年では基本的にはカードローンなどで借入することは難しいですが、「学生ローン」なら借入ができる場合があります。未成年の場合だと対象年齢が18歳~になっているところだけに限られてしまいますが。
試しに「学生ローン」で探してみると、18歳からでも利用できるところは見かけられます。
未成年で借入する場合だと、「親の同意」というものが必要になる場合が多いのです。親に相談しなければいけないので、ばれずに借入することは難しいでしょう。また、学生ローンについて注意点ですが、カードローンなどと同様に「自身に収入がある」ということが条件になってきます。
学生であれば、学生ローンを利用することはできますが、アルバイトなどで収入を得ていないと借入することはできないので覚えておきましょう。「18歳の学生」といっても、これには高校生は含まれないので、これにも注意。大学や専門学校といったところの学生さんなら利用することが可能です。
学生なのであれば、ローンを利用するよりも親に相談してみて、親からお金を借りるほうがよいので、利用する前にまずは親に相談してみるとよいでしょう。
20歳の誕生日に申し込みをする
未成年ではカードローンの審査で基本的には落とされてしまい借入することはできません。
- ならば、20歳の誕生日に申し込みをする
この場合だと借入することは可能なのでしょうか?審査があるわけですから、必ず借入できるというわけではありませんが、この場合だと借入できる可能性はあります。もちろん、自身に収入がないと審査で落とされてしまうことになりますが。
内定が決まっている状態
内定が決まっている状態でカードローンなどから借入することはできるのか?この状態で借入ができるのか、判断することは難しいですが、収入があるのであれば借入できる可能性もあるでしょう。
- 内定が決まっている未成年
となってくると、また変わってきますが。内定が決まっていて収入があっても未成年の場合だと借入することはできません。「内定が決まっている」という状態だと、実際にはまだ働いていないということなので、もちろん収入ももらえないわけです。
という風に考えることができます。また、「内定が決まっている」職が決まっているということで収入の見込みがある、ということで借入できる、とも考えられる。
まあ、「内定が決まっている」という状態で借入できるのか?できないのか?と聞かれると、判断することは難しいので、カードローンの業者さんに相談してみたり、実際に窓口に行って聞いてみたりするとよいでしょう。
最近のカードローンは公式サイトがあると思いますが、よくある質問に「内定が決まっている上での借入」について書いてあることもあります。すべてのところに書いてある、ということではありませんが、よくある質問を確認してみるのも手段の1つです。
また、「内定が決まっていて借入」したいのであれば、アルバイトなどで収入を得る、という方法をとるのもよいでしょう。
カードローン利用の注意点は?
ほとんどのカードローンでは20歳を超えていれば借入できる可能性があります。最近のものは使いやすくなっていて、とても便利ですがもちろん注意点もあります。ではどのような注意点があげられるのか?
勤務年数が短いと審査で不利?
20歳を超えていて収入があるのであれば、借入することは可能ですが、「仕事を始めたばかり」という人の場合だと審査で不利になるとか言われています。
20歳の前半だとまだその職に就いたばかり、という人も多いはず。勤務年数が短いと、「仕事を辞めてしまう」「転職してしまう」といったリスクもあるために、審査で不利になるのです。勤務年数が短いからカードローンを利用できないというわけではないので、あきらめる必要もないのですが。
カードローン利用で注意することと言えるかわかりませんが、申し込みをするのであれば勤務年数は1年とか、年単位のものがあれば審査にも通りやすいでしょう。
つかいすぎには注意すること
21歳とか20代前半でカードローンを組むことはできますが、つかいすぎには注意しないといけません。最近は銀行が開いていなくても、コンビニなどからも借入することができ、簡単に借入することができてしまうのです。「借金」ということを忘れてしまって、ついつい使いすぎてしまうといったことも少なくないようなので、注意しましょう。
- 簡単に借入できる
これはカードローンのメリットですが、利用方法によってはデメリットにもなるので覚えておくとよいでしょう。
21歳で借入することはできる?
20歳を超えていれば申し込みをすることができるので、21歳でもカードローンを利用できる可能性があります。借入したお金を返済するために、自身に安定した収入が必ず必要になりますが。
最近はアルバイトからの収入でもOKなので、学生の人でも十分借入できる可能性があります。アルバイトでもOKのところはたくさんあり、大手だと次のようなところがあげられます。(参考ページはこちら→アルバイトがお金を借りるコツとは)
銀行系
- バンクイック
- 三井住友銀行カードローン
- みずほ銀行
消費者金融
- アコム
- アイフル
- ノーローン
大手のところは他にもたくさんあるので、他の所がいいなら自分で探してみてください。借入するのであれば、できるだけ大手のところを利用したほうが安心だし安全です。
紹介したところ以外を探すのであれば、上記に書いたことに注意して探してみるとよいでしょう。
選ぶならどこがいい?
銀行系と消費者金融のカードローンを紹介しましたが、どこを利用したらよいのか?迷うかもしれませんが、最初は上限金利が低いところを探してみるとよいでしょう。銀行系は金利が低いとか言われているのでまずは銀行系から。
- バンクイック
- 三井住友銀行カードローン
- みずほ銀行
すでに紹介したと思いますが、銀行系だと上記のところがあげられます。審査が厳しいとか言われていることもありますが、学生でも収入があるのであれば借入ができる可能性もあるでしょう。「絶対に借入ができる」とは言い切れませんが・・・。
バンクイックはアルバイトをしている学生でも利用することができますが、限度額が限られてしまいます。このように条件付きになることもあるので、詳細はよく確認しておく必要があります。条件付きだと、借入できる金額は限られてきますが、「借入のしすぎ」は防ぐことが可能です。
カードローンに申し込みを行う場合、学生証や運転免許証といった書類が必要になる場合もあるので、申し込みを行うのであれば用意しておきましょう。(参考ページはこちら→融資申し込みに欠かせない物とは?)