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銀行カードローンで審査が緩いのは?私でも借りれるキャッシング

以前はカードローンといえば、誰もが消費者金融をイメージしたでしょう。しかし現在では、銀行もカードローン業界に参入していて、しかもかなり力を入れています。銀行によってはCMなどでも大々的に宣伝をしているところもありますね。

銀行というのは誰もが利用している最も身近な金融機関であり、最も信頼性の高い金融機関でもあります。ですからキャッシングをしてみたいけど消費者金融を利用しにくいという人にとっては、銀行のカードローンなら申し込んでみようかなと思う人も少なくないでしょう。

しかも、信頼性だけでなく、銀行のカードローンには低金利であることや総量規制の対象外であるというメリットもあります。そのため最近ではかなり人気も高まっているのです。

しかし、銀行というと審査が厳しいというイメージが付きまといますよね。実際のところはどうなのでしょうか。<・sぱん>また審査が緩い銀行カードローンはどこなのでしょうか。初めて申し込むには気になるところですね。ですから、ここではその辺を比較検証してみましょう。
(⇒銀行融資審査の実際について

銀行と消費者金融の違い

では実際に、銀行のカードローンと消費者金融のカードローンでは何が違うのでしょうか。まずはその違いから銀行のカードローンについて知っていきましょう。信頼度の高さでは銀行が高いのは言うまでもありませんが、その他にもいくつか違いがあるのです。

金利の違い

先に述べたとおり、銀行カードローンの金利は消費者金融のカードローン金利よりも低めです。では、両者の平均的貸し付け金利を表にしてみましょう。ただしこれらは主な大手消費者金融と主な都市銀行のカードローンでの金利です。

貸し付け金利
銀行 下限金利3.5%~4.6%
上限金利12.5%~14.6%
消費者金融 下限金利4.5%~4.8%
上限金利17.5%~18.0%

といった感じでしょうか。もちろん銀行は地方銀行も合わせ、全国に数多くありますから、この範囲には収まっていないでしょう。しかしこれを見てお分かりのように、銀行の金利は明らかに消費者金融よりも低いのです。

申し込み条件

では次に、申し込み条件の違いを見てみましょう。こちらも分かりやすく表にしてみました。

申し込み条件
銀行
  • 年齢20歳以上65~66歳以下であること
  • 原則安定した収入のあること
消費者金融
  • 年齢20歳以上65~69歳以下であること
  • 安定した収入のあること

このように、ほとんど同じに見えますが、上限年齢が若干消費者金融のほうが上なのと、もうひとつ、銀行の申し込み条件には「原則」安定した収入があることとなっているのがお分かりでしょうか。これが意外に重要な点なのです。

実は消費者金融は貸金業者なので総量規制の対象であるのに対し、銀行は貸金業者ではないので総量規制の対象外なのです。総量規制というのは、その人の年収の3分の1までしか個人への貸し付けが出来ないというものです。

そのため消費者金融では本人の収入がなければお金は借りられません。しかし年収制限のない銀行では、本人の収入ではなくても安定した収入があれば借りられるのです。例えば配偶者に安定した収入がある専業主婦や、親権者の同意を得た学生、また収入が年金のみの方でも借りられる場合があるということです。

ではこうした両者の違いから、銀行のカードローンのメリットを考えてみましょう。

銀行カードローンのメリット

消費者金融との違いを考えれば、銀行カードローンのメリットはおのずと分かってきますが、キチンと挙げてみましょう。

  • 信頼性が高い
  • 金利が低い
  • 総量規制の対象外である
  • 口座がなくても利用出来る
  • 消費者金融と同レベルのサービスが期待出来る

信頼性の面でも金利の面でもメリットが大きいのは、前項の比較ですでにご承知だと思いますが、総量規制の対象外であることで、申し込み条件が広いだけでなく、年収による借入限度額の制限がないのも大きなメリットとなります。

年収の3分の1までしか借りられない消費者金融に比べて、銀行では年収による制限がないので、多額の融資も可能です。ですからまとまったお金を必要とする場合や、おまとめローンなどにも最適なのです。

また、ほとんどの銀行カードローンは、銀行に口座を持っていなくても利用が出来ます。そして消費者金融と同じようにインターネットで申し込むことが出来ますし、審査時間もスピーディーで当日融資も可能なのです。

もちろん全体のレベルからいうと、利便性やスピーディーさ、そしてサービス面において若干消費者金融の方が勝っていると思いますが、それでもかなり銀行は追いついてきましたし、現在ではほぼ同レベルのサービスを提供している銀行カードローンも増えているのです。

銀行カードローンの審査基準

しかし、一般的に銀行のカードローンの審査は厳しいと言われていますね。それは本当でしょうか。そこで次に銀行カードローンの審査基準を考えてみましょう。

ひとくちに銀行の審査基準といっても、各銀行ごとに基準は違うので、正確にはそれぞれのカードローンにおいて審査に通るかどうかは違ってきます。しかしどの銀行ローンでも、安定した収入が必須条件です。

ただし、その安定した収入の基準は、前項でも触れたように消費者金融とはちょっと違っているのです。その辺の具体的な例として、自分の収入がない場合の審査基準を表にすると、次のようになるでしょう。

専業主婦 配偶者に安定した収入があれば可能
限度額設定あり
年金受給者 年金収入のみでも可能
限度額設定あり
学生 可能だが親権者の同意が必要
限度額制限あり

これらは比較的多いとされる審査基準であり、何度も言うように審査基準は銀行ごとに違います。年金収入のみの方や学生の方では申し込みが出来ない銀行も少なくありませんので、注意が必要です。

これらの審査基準を見てどうでしょうか。どの具体例も銀行では通るところもありますが、消費者金融ではどれも審査には通りません。もちろん他の面で審査基準が厳しい場合も多いですが、こうした審査基準の具体例を見てみても、決して銀行の審査が特別厳しいという印象はありませんよね。

審査が緩い銀行はあるか

このように、銀行の審査は決して厳しくはありませんが、それでも消費者金融と比べて緩いともいえません。確かに大手消費者金融と比べたら審査の緩さは同じくらいだといえます。しかし、消費者金融には大手消費者金融以外にも中小消費者金融がたくさんあり、そうした消費者金融業者では一般的に大手よりも審査が緩いのです。(参考ページはこちら→どれくらいたくさんの金融業者が居るのか

では銀行はどうかといえば、都市銀行以外の地方銀行でも審査の厳しさは変わりません。地方銀行だからと審査が緩くなるわけではないのです。そこが消費者金融とは違う点であり、銀行の審査が厳しいといわれる点でもあるのでしょう。

ですから結論として、銀行の審査は消費者金融に比べて特に厳しいということはないものの、中小消費者金融のように緩いところがないというのが実情なのです。それで全体的に銀行の審査が厳しいというイメージがあるのだと考えられます。

しかし、こうして比べてきたように、銀行のカードローンは大手消費者金融とは変わらず、誰でも気軽に申し込めます。特に緩いところを探すまでもなく、ほとんどの人が借りられるので、安心して申し込んでみてください。(参考ページはこちら→銀行とその他業者を比較

信頼性のある銀行であれば、不安もなく申し込めますし、メリットが多い銀行のカードローンは大変おすすめだといえるでしょう。

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