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キャッシングが出来なくなると人生が終わると考えていませんか

今迄限度額があり、キャッシング出来ていたのに急に限度額が0になってしまった。キャッシングが出来なくなってどうすれば良いのだろうと慌てる人がいます。

カードが使えなくなった原因を知ろう

原因はいろいろあると思いますが、まず返済遅延がないか考えましょう。うっかり返済期日を過ぎて返済した場合一定期間カードが使えなくなる事があります。その他総量規制の為に借入限度枠が年収の3分の1を超えていないか等の原因が考えられます。(参考ページはこちら→消費者金融を使うなら総量規制に注意を

原因が分かればそれを取り除くようにすれば良いのです。遅延した場合は規定の期間が過ぎればまた借入が出来るようになります。審査上…たとえば総量規制の為の収入証明が未提出である場合などは窓口への確認が必要です。カードローン会社から書類提出を求められたのに応じていないのではないですか。
(⇒返済に遅れるとペナルティもあるのに注意

審査上の使用不可に関しては様々な理由があるので必ずしもすぐにカードが使用出来るようになるかどうかは不明ですが、特に信用情報などに問題が無い場合なら収入証明書の提出によって使用可能となる可能性もあります。カード使用については解決する事でしょう。(参考ページはこちら→融資の信用情報って何?

カードが無ければ人生真っ暗?

ただ、それよりも大きな問題はカードが使えなくなった事で人生さえも終わってしまうような錯覚に陥るという、そういう借金体質にあると思うのです。本来カードローンはいざと言う時の為のもの、生活に潤いを与えてくれるものでなくてはならないはずなのです。

カードローンで陥り易いデメリットのひとつに、簡単に利用できる事でついつい使い過ぎてしまい借金体質になってしまうと言う事があります。借金体質になると言うのはどういった事なのでしょうか。またどういったカードの利用法で借金体質になってしまうのでしょうか。それについて考えてみましょう。

こういう人が借金体質に陥りやすい。

  • お金がなくなったらまた借りれば良いと考える
  • 返済して限度枠が空いたらすぐにまた借入する
  • 借入したお金は自分の預金の引き出しと錯覚している

これを買ってしまうと今月も給料では生活費が足りなくなってしまうけれど、まあいいか、カードローンでお金を引き出せば。こんな風に安易に考える事が借金体質に繋がります。あくまでもカードローンは借金なのだと理解しなくてはいけません。これはカードで楽に引き出せる事で起きる錯覚です。

繰り返し利用していると当然限度枠が一杯になってしまいます。そうなると今度は返済して枠が空くとすぐさま借入をすると言う悪循環に陥ります。こうなるとますます借金体質が身についてしまい、もう一つ別のカードローンへの申込みをする事になりかねません。多重債務の始まりです。

貸金業法の改正以前はこの多重債務を抱える人ががかなりの数出てしまい、どうする事も出来なくなってしまった多重債務者の自己破産やひどい時には自殺者なども多く出てしまいました。いくら自分で引き起こした事だとは言っても、何とかこれを阻止できないだろうかと施行されたのが総量規制です。

総量規制は年収の3分の1以上の貸付を制限したもので、消費者金融などの貸金業者に課せられた法律です。この為に以前のような多重債務で破綻する人はかなり少なくなり、加えて利息制限法も改正された事によって、カードローンに対するイメージもずいぶん変わってきたのです。

先ほども少し触れましたが、カードローンのメリットは利用し易いと言う事です。24時間、いつでもATMで現金を引き出せます。現金を引き出せると言う感覚はあたかも自分の預金を引き出すと言うイメージです。これによって借金をすると言う後ろめたさがまったくないままに借入できるのです。

これは便利で本当に使いやすいと言えますね。この使いやすさが借金体質を生んでしまうと言うのは皮肉なものです。誰にも解らずに自分の預金を引き出す感覚で借入出来る。これは自分を律せられない人にとっては大変なデメリットになってしまうと言う事ですね。

借金体質から抜け出す為に

それではどうすれば借金体質を改善できるのでしょうか。それはまず返済に徹する事です。借金する事を当たり前と言う気持ちを無くす事です。毎月返済しては借りると言う生活に慣れてしまうとなかなか難しいとは思いますが、返済のみを続けている内に残高が少しずつ減って行く事に気が付きます。

そうなるとだんだん嬉しくなってきます。残高を減らす事によって支払う利息も少なくなって行きます。もし余裕のある月があれば追加での返済もしてみましょう。ますます残高が少なくなります。借金はするのが当たり前ではなく、どうしても必要な時だけに必要な額を借入れなくてはいけない事に気付きます。

そのうち借りていた残高が0に近くなり完済します。完済の喜びを知ってしまうと、もうあの借金だらけの生活には戻りたくないと思えるはずです。こうなると豊かなカードローン生活への入口が見えてきますよ。カードローンは決して悪い事ではありません。

利用方法によってはお得なカードにもなりますし、いざという時の強い味方にもなってくれるのです。そのカードをも使い方次第では借金体質や多重債務の人を作ってしまい、それによって破綻を招く人が出てしまうと言うのは本当に悲しい事ですね。

(⇒これがブラックリストと呼ばれる状態?

カードローンを上手く使うコツ

借金体質からすっかり抜け出せたとして、今持っているカードを上手く利用する為にはどうすれば良いのでしょうか。まずカードをお得に使う方法からお話ししましょう。

  • 利息は使った日にち分だけ、を利用しよう
  • 借入して必要な物を購入、その方が得になるかを考えよう
  • 纏った金額は月々の返済額と追加返済で無理なく計画的に完済しよう

カードローンの利息は使った日にちだけ、と言う事が重要です。消費者金融のカードローンの金利は年率18%の設定の所が多いですね。もちろん限度額によりその設定も変わってくるのですが、50万円までの限度額の場合はほとんどが18%の設定です。

そうすると10万円借り入れて1日あたりどのくらいの利息額になるか分かりますか?10万円×18%÷365日×1日で49円です。1日の利息が49円なら1ヵ月では1479円です。もしボーナスが1ヵ月後に出るとして、ボーナス後に予定している旅行が今予約したら20%安くなるとしたらどうしましょう。

今はお金が無いからあきらめる?そんな時こそカードローンが役に立つのです。10万円の旅行費用が2万円安くなるのですから、カードローンで10万円借り入れて、一か月後のボーナスが出てから一括返済すれば返済金額は10万円+1479円+振込手数料で済みますよ。18000円程のお得になると言う事です。

こんな風にカードローンを上手に利用しましょう。土曜日にどうしても2万円必要になった。月曜日には給料が入るんだけど…そんな時にもカードローンです。土曜日に2万円借入、消費者金融会社によってはこの場合の手数料はかからない事もあります。2日後の月曜日に一括返金します。

2日間の利息額は19円です。一括返済の金額は2万円+19円です。返済金額を窓口に持参すれば振込手数料もかかりません。自分の預金を引き出した場合でも土日は手数料がいりますよね。そう考えるとこの利用方法もお得な方法と言えるでしょう。このようにカードローンをお得に利用する方法はたくさんあります。

もちろん一括返済だけでなく、少しまとまったお金が必要になった時にもカードローンを上手に利用出来ますよ。30万円を借入します。月々の返済額は自由に設定できる消費者金融が多いので、出来れば最低返済額よりも多い返済額に設定しましょう。

残高が減る事で最低返済額も減って行くのですが、返済額は一律として返済を続けます。そうする事で利息が少なくて済みます。もちろん随時追加返済も加えながら完済を目指しましょう。

最小限の利息額で、どうしても必要な時には借入して分割で返済して行く。無理の無い返済計画で完済すると言う事が大切なのです。

【参考ページ】
融資には使い方を間違えるとこうしたデメリットがある事をしっかり把握しよう

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