消費者金融には多くの利点がありますが、基本的にそれらを活用している人というのは少ないです。第一の理由として、多くの人が消費者金融というと借りやすいというイメージがあるからです。
それが前提になってしまっているせいもあり、大半の人はもっと得する消費者金融の使い方を知らないまま、とりあえずでカードローン業者などを選択されていたりします。
特にカードローンによっては、金利だけでなく将来の借入にまで影響を与えるものがあるので、そのような利点についても知っておいたほうが何かと便利になったりするでしょう。
長期においてカードローンを使い続け、個人としても信用を高めたい人にあった情報をまとめてありますので、そのような目的意識がある人にとって役立つ情報となれば幸いで御座います。
銀行より消費者金融が人気の理由
消費者金融で重要なのは、「なぜ?銀行より消費者金融が選ばれているのか?」という点です。普通に考えると、銀行のほうが金利が安いので、多くの人は銀行でカードローン審査を受けられているでしょう。(参考ページはこちら→銀行が借入先として選ばれるのは普通?)
具体的な時間で比較をすると、銀行は審査に1時間以上かかるケースが多いのに対して、消費者金融は30分未満で終わるケースが多いとなっています。近年では、仮審査を先に受けておき本審査に移行することもできるようになっているので、さらに時間を無駄にしないで済むようになっています。
(⇒素早い融資も消費者金融の特徴?)
消費者金融はネットで審査OK
消費者金融はネットだけで審査を行えるようになっています。具体的には、消費者金融で大手のモビットで可能となっていますが、こちらの正式名称はWEB完結型カードローンとなっています。WEBのみで完結しない審査については、そもそも完結型という名称が付いていません。
WEB完結型とは、本来のネット審査では郵送書類などが発生するのに対して、完結型であれば郵送書類を必要としていない点です。例えば、本人確認書類については画像データでも問題ないとなっています。
画像データについては、携帯やデジタルカメラといった撮影機器を利用して作成するのですが、これらの画像データについては添付メール方式で送付するだけでいいので、ネットだけで操作については完了するようになっているのです。
このようなサービスは、消費者金融でも大手のカードローン審査でしか行われていません。モビットではすでに数年以上もこのサービスに対応していますので、もし消費者金融で迷われた際で、且つ時間を有効利用したい方はモビットを選ばれるといいでしょう。
消費者金融は知名度が高い
そのままですが、消費者金融で大手などが選ばれている理由については、知名度が高いという安易な理由も含まれています。また、どのような相手から選ばれているのか?というと、それは男性ではなく女性が中心となって選んでいます。
それらの願望を全て兼ね備えているのが、今では消費者金融くらいしかありません。また、年齢別の女性の平均年収は現代でも200~350万円といったところです。女性の場合、年収も意識して審査に合格しやすいのは消費者金融となっているので、銀行より選ばれていたりします。
怖いイメージが発生する理由
どうして消費者金融は怖いというイメージがあるのかというと、現代でも消費者金融は取立てなどで脅迫をしてくるというイメージがあるからです。ネットなどでクチコミサイトを使っていると、女性がそのような経験で苦しんだことがあるという体験談をよく見ます。
しかし、実際に現代の消費者金融は怖いのか?というと、そうでもなかったりします。数年以上も前から、取立てについても法律で制限がかかっている状態となっているので、現代では厳しい取り立てというのはしてはいけない状態になっているからです。
特に以下のような行為については、今では大手の消費者金融であれば対応を行わないように工夫がされています。
- 連絡もなく相手の自宅を訪問する
- 脅迫まがいの方法で返済を迫る
- 金利が厳しい悪徳業者で契約を行うように勧める
- 違法金利などの金利が厳しい状態でカードローン契約を結ぶ
- 複利など計算しづらい金利を導入する
カードローンの利点まとめ
消費者金融で利用することになるカードローンの利点について、他の借金方法と比較する形で案内を行っていきます。
まず、カードローンについては無担保・無利息で契約が結べるようになっています。キャッシングローンでは不可となっていますので、これも利点となります。他にカードローンはリボルビング払いになっているのも、利点を数え上げる場合に利点となります。
リボルビング払いとは、実際に利用された金額分で支払が発生するというものです。例えば、消費者金融で50万円借りた場合に50万円全額で金利がかかっていると、利息の支払については50万円が基準となってしまいます。
ですが、リボルビング払いでは10万円しか使っていない場合には、10万円を基準として利息がかかるようになるのです。消費者金融の金利は18.0%が特に多いとされているので、10万円の場合には年間の利息が18000円となります。毎月の利息分の支払は1500円となるので、大雑把に見ても利息は安いほうがいいのがわかります。
50万円の場合には、この5倍の金額で利息が発生することになりますので、リボルビング払いとなっている方が利用者にとってはありがたいとなるわけです。
その他のカードローンの利点
他にもカードローンには利点があります。例えば、カードローンは全国のコンビニATMからで入出金が可能となっているので、旅行などで他県に行かれている場合であっても利用できるようになっている点です。
後、キャッシングローンやクレジットカードでは発生しづらい、利用限度額の引き上げについても検討されやすいという利点があります。これについては、カードローン独自の利点となっていて、キャッシングローンなどでは基本的に発生しないとなっています。
クレジットカードは利用限度額の引き上げが可能となっているのですが、カードローンのようにすぐに対応とはいきません。場合によっては、2・3ヶ月ほどかかるケースもあります。
(⇒増額は決して簡単とは言えません)
契約に必要な書類が少ない
消費者金融のカードローンの利点で、現代では知られるようになっているものでは、消費者金融であれば契約に必要な書類が少なくて済むというものがあります。キャッシングローンと比較すると顕著な差があるようになっていますが、キャッシングローンでは記入を行わないといけない書類が3枚ほどあります。
しかし、カードローンは1枚だけ記入をして、後は審査をするだけとかなりシンプルになっているのです。クレジットカードも審査だけであれば同じような枚数で済みます。ですが、クレジットカードの審査結果はカードローンの倍以上となっていますので、スピードだけであればカードローンの圧勝となるでしょう。
また、カードローンは本人確認書類についても融通がきくようになっています。例えば、本人確認書類は次のようなもので対応が利くようになっているので、意外と身近にあるものでも問題なかったりするのです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 給与明細書
- 公的機関の支払に関する証明書で直近2ヶ月以内のもの
パスポート等が本人確認書類になるというのを知られている人は多いです。ですが、公的機関の支払いに関するものでも証明証になるというのは、最近になって知られるようになりました。
また、公的機関の支払いに関するものについてですが、主に光熱費の支払証明書のことです。これらについては、住宅を所有されているか、もしくは賃貸に住まわれている場合には必ず発生するものでもあるので、現住所が契約書と食い違っていないかを判断する際にも用いられます。
補足となりますが、これらの本人確認書類については、書類によって審査上の評価が違ってくるわけではありません。なので、給与明細書などで審査を通しても、運転免許証で審査を通しても借入限度額については希望通りであるケースが多いです。
(⇒融資で使える書類一覧)
1ヶ月ほど金利0円サービス
今では有名というより当然のサービスとなっているので、あまり意識されていない消費者金融の利点があります。それは、金利0円期間が消費者金融のカードローンであれば設定されているというものです。今では銀行もされているサービスとなっているのですが、消費者金融のサービスのほうが良い場合が多いです。
例えば、銀行では利用した金額によって金利0円サービスとなっているのですが、消費者金融のものは1ヶ月間であれば何度利用されても金利0円となっているからです。
大手の消費者金融であれば、間違いなく導入しているサービスとなっていますし、もし使い勝手が悪い業者だと感じた際には、1ヶ月以内でカードローン契約を終わらせてしまえばいいのです。
銀行では利用できる金額が場合によっては100万円を超えたりしますので、基本的に利用金額には制限が付けられています。しかし、消費者金融ではそのような制限も少ないので、かなりシンプルに使い勝手の良い状態になっているものが多いとなっています。
誰でも利点の多い業者一覧
下記の業者については、消費者金融では特に利用されている業者で構成されています。特に金利や審査難度については易しいもので構成されているので、あまり消費者金融の審査に自信がない人向けとなっています。
モビット
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短30分以内※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
担保・保証人 | 無利息期間 | 特長 |
不要 | なし | WEB完結型で審査対応可能 |
プロミス
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
4.5%~17.8% | 1~500万円 | 最短30分以内 |
担保・保証人 | 無利息期間 | 特長 |
不要 | 30日間 | 長期間の無利息期間サービス |
アコム
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
4.7%~18.0% | 1~500万円 | 最短30分以内 |
担保・保証人 | 無利息期間 | 特長 |
不要 | 30日間 | 審査完了後の融資が特に早い |
アイフル
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
4.5%~18.0% | 1,000~500万円 | 最短30分以内 |
担保・保証人 | 無利息期間 | 特長 |
不要 | なし | 消費者金融では低金利の4.5% |