「もう止めて！」「周りの人のこと、よく考えて・・・！」いくらそう言っても、キャッシングを止めてくれない。
もう返済は無理なくらいに、キャッシングは膨れ上がっているのに、またこっそり、私の見ていないところで借りているみたい。お金もなければ、信頼感もなくなってしまう。そんな毎日の繰り返し・・・もうガマンできない！
（⇒融資が信用に関わる理由とは）
悩んでいるのは、あなただけではありません。キャッシングに失敗して、依存症になってしまう人は、この世の中にたくさんいます。あなたのつらい悩みを今すぐ解決して、あなたの大切な人にキャッシング依存症を止めさせて、幸せで安定した毎日を過ごしましょう。
キャッシング依存症の人の特徴
「もしかして、キャッシング依存症？」そう少しでも疑ってしまう、あの人の行動。「でも、まさかあの人に限って・・・」「マジメな人だし、大丈夫なはず。」そんなふうに思っていませんか？
油断しては危険です！キャッシングを便利に使えていなくて、返済に少しでも苦労している人は、キャッシング依存症になってしまう可能性が大きいのです。性格は関係ありません。マジメだろうが、神経質だろうが、誰もがキャッシング依存症になる可能性はあるのです。
それでは、キャッシング依存症の特徴をチェックしてみましょう。ひとつでも当てはまる場合は、要注意です。
- 欲しいモノがあると迷わず借金して買う
- 自分が今どのくらいキャッシングしているかわからない
- 「少額だから大丈夫」と思ってしまう
- カードが手元にない状態で外出するのが不安
- ストレスが溜まるとギャンブルや飲酒や買物をガマンできない
最後の項目、「ギャンブルや飲酒や買物」の依存症と、キャッシング依存症は別だ、と考える方もいるかもしれませんが、実際にはつながっています。
ギャンブルも買物も、好きなようにするにはお金が必要です。しかし、収入は限られている。だから、お金が足りなくなる。しかし、ギャンブルはしたい。だからキャッシングに向かっていくわけです。この繰り返しで、いずれはキャッシング依存症になってしまいます。
お金は、私たちの生活のすべてに関わる、大変重要なものですよね。ですから、
大事な身近な人、たとえば、家族や恋人や友人がキャッシング依存症になってしまったら、一刻も早くキャッシングを止めさせて、生活を立て直したいですよね。
止めさせるための「NG行動」
もしかして、あなたは焦ってしまい、大事な人にキャッシングを止めさせるために、このような行動を取っていませんか？このような行動は、キャッシングを止めさせるどころか、ますますキャッシングに依存してしまうかもしれません。NG行動を見ていきましょう。
キャッシングを頭ごなしに否定
キャッシングしない人には、キャッシングをする人の気持ちがわかりません。キャッシングしない人にとって、キャッシングをする人は、「だらしない」「お金の管理ができない」などの悪いイメージを持つ場合が多いです。
ですから、キャッシング依存症の人に、「キャッシングなんて最低な行為、今すぐやめなさい！」というような言い方をしてしまうことが多くあります。しかし、それは、あまり良い言い方とはいえません。なぜなら、キャッシング自体を否定している言い方だからです。
キャッシングをする人は、今は依存症でズルズルとキャッシングしているのかもしれませんが、借り始めた当初は、キャッシングで便利な思いをしたことや、救われたこともあったと思います。それが本当に良いことかどうかは人によるのですが、少なくとも、キャッシングを始めた時は、止む終えない事情があったのに違いないのです。
そんなふうに、キャッシングに救われたことがあった人に対して、キャッシング自体を強く否定されると、あまりいい気持ちはしないでしょう。キャッシングをしたことのない人にそう言われたのではなおさらです。「お前に何がわかる！」と、「逆ギレ」されて、より一層意固地になり、キャッシングを止められない可能性が高まります。
感情的に訴えかける
「私のこと愛してないからキャッシングするんでしょ！」「子どもたちの将来のことなんてどうでもいいの？」たとえば、パートナーがキャッシング依存症になってしまうと、ストレスがお互いにたまり、感情的になってしまい、毎日こんな台詞をぶつけてしまう。非常によくあることだと思います。
しかし、キャッシング依存症になっている人に、感情的に不満や心配を伝えても、意味がないことが多いです。キャッシング依存症というのは、大事な人のことを考えていない、とか、愛がない、とか、そういうこととはまったく別の次元のことだからです。
家族にとっては、生活がかかっている大変重要な問題なのにもかかわらず、依存症になってしまっている人は、その感覚がつかめません。依存症は、意識できる幅が狭くなっていることが多いので、冷静に周りが見えなくなったり、感覚がマヒしたりしてしまうからです。
ですから、感情に訴えかけても、キャッシング依存症に関しては、うまくいかないことが多いでしょう。その場ではそのトラブルを収めるために「もうキャッシングしないよ」と約束したとしても、また忘れて繰り返すことになってしまいがちです。根本から解決できていないのです。
本来は便利なキャッシング！
キャッシング依存症の人にキャッシングを止めさせるには、まず、依存症の人の気持ちに寄り添うことが大事です。そのために、人がキャッシングをする理由を知っておきましょう。
キャッシングというと、「サラ金」「ヤミ金融」「取り立て」などのような、悪いイメージの言葉が一緒に出てくる、という方も多いことでしょう。
確かに、一昔前のキャッシングは、金利もやたらと高かったですし、違法な取り立てを行う会社も一部にはありました。ですから、キャッシングというと悪いイメージが未だに残っているのですが、現在のキャッシング会社は、非常に良いサービスを行っているところも増えていますし、キャッシングを便利に利用している人は多いのです。
キャッシングを便利に利用している人は、こんな用途でキャッシングしています。
- 給料日前の冠婚葬祭に
- 生活費の足しに
- 急な事故や、家電製品などの故障の時に
- 友人との付き合いのために
たとえばこのような用途で、お金を借りるのです。
さらに、キャッシングを利用する人のほとんどは、低所得者ではなく、安定した収入を持っている人、もしくは、高所得者なのです。そのことを意外に感じる人も多いことでしょう。キャッシングは、かなり幅広く、私たちの生活に根付いているものなのです。
キャッシングの便利なサービス
このように、多くの人に利用されているキャッシングの魅力はなんなのでしょうか。それでは、キャッシングの便利なサービスをご紹介しましょう。
給料日前なのに、どうしても今すぐ必要なお金が出てしまった！そんな時、人から借りると、様々な問題が発生します。
たとえば、明日までに３万円必要、といっても、急にそれだけのお金を出してくれる人が周りにいるかどうかはわかりませんよね。また、たとえ貸してくれる人がいたとしても、金銭トラブルによって、その人との大事な縁が壊れてしまう場合もあります。大事な人間関係は、お金では買えません。
そんな時に、キャッシング会社に申し込みすれば、即日好きな金額を貸してくれますし、何よりも、面倒な人間関係がありません。お礼のお金を支払って、お金を借りるのですから、シンプルな消費活動です。
さらに、キャッシング会社によって、「１ヶ月間無利息サービス」や「キャッシュバックキャンペーン」など、便利なサービスもたくさんあります。金利も低いところを選べば、１週間借りても金利は１００円くらい、なんてこともあるのです。（もちろん借りた金額によりますが。）
さらに、銀行のATMの手数料が削減できる、なんて、節約術も。休日にATMから引き出そうとすると、手数料が３００円くらいかかりますよね。しかし、銀行と提携しているキャッシング会社のカードを持っていれば、キャッシングの手数料が０円に。日曜が明けて２日後に返済したとするならば、金利は数十円ですから、ATMで引き出す時の３分の１以下でお金を引き出すことができるのです。
このように、少しの間、急場をしのぐためには、キャッシングは非常に便利なものなのです。
キャッシング止めさせる個別対策
キャッシングのメリットを少しご紹介しましたが、結局は、そのメリットを活かせていないのであれば、キャッシングは諸刃の剣となってしまいます。依存症にまでなってしまったら、一日でも早く止めてもらうことが一番です。それでは、キャッシング依存のパターン別に、キャッシングを止めさせる方法をご紹介します。
（⇒融資にはメリットがあればデメリットもある）
自分も止めたいのに止められない
自分がキャッシング依存だとわかっている方は、「止めたいのにキャッシングするのが止められない」と、悩んでいるかもしれません。
カードを持っているから借りてしまうんだ！と、カードを預かってもらっていても、ついカードを探しては借りてしまう。また、カードにハサミを入れて使えなくした場合でも、今はかんたんに新しい会社に申し込みできる時代ですから、インターネットやスマートフォンなどで、新しいキャッシング会社に申し込みしてしまう。
そんな場合は、「信用情報機関」に、「もう借りられないようにしてください」とお願いすることで、キャッシングを止めさせることができます。信用情報機関は、キャッシング会社が参照できる情報を預かっているところです。自己破産などをしたり、延滞をしたりすれば、信用情報機関にその情報が登録されるので、金融機関は、「この人は自己破産しているから、新しく貸すのはやめよう」という感じで判断できるのです。
その信用情報機関に「もう私には貸さないでください」という旨の書類を提出すれば、新しくキャッシング会社に申し込みしても、審査に通らないようにできます。ただ、その書類は、本人の意思がないと提出できませんので、家族であっても勝手に申し込みするわけにはいきません。ですので、本人の意思がしっかりある場合にのみ、この方法は有効です。
買物依存などの女性の場合
女性のキャッシング依存は、クレジットカードでのショッピングの場合が多いようです。ストレスが溜まると、洋服やアクセサリーやらを大量に買ってしまう、という女性は、キャッシングしても「あとから払えばいいや」と思ってしまうので、見境なく買ってしまうことが多いです。
このような場合は、まず、返済計画を一緒に立てることと、ショッピング依存を止めさせるようにすることが重要
です。キャッシング依存というよりもショッピング依存ですから、そちらをコントロールすることが重要でしょう。
また、ストレスで見境なく買物をしてしまう人は、計画的に物事を進めることが面倒になっている場合も多いですから、「返済しないとまずいなあ」と心では思っていても、何から始めていいのかわからなくて放置している、という可能性大です。具体的に、毎月○○○円返済していくことで○○○円借金は少なくなる、というふうに、計画を一緒に立てていきましょう。
とりつく島もない男性には
一家の大黒柱であるご主人がキャッシング依存になると、家族にはすべて内緒でキャッシングすることがよくあります。キャッシングの用途もわからないし、いくら借りてるかも教えてくれない。「オレが稼いでいるのだから、オレがお金を何に使っても自由だし教える義理はない」という思考回路になっているのかもしれません。
何に使っているのかも教えてくれないのでは対策の立てようがないですよね。男性の中には、自分のことを家族にもあまり話さないというタイプがいます。そういう男性に、あまりにしつこく問いただすと、イヤな気分になられて、余計秘密主義になってしまいます。これでは家族が協力してキャッシング依存を克服できません。
このような場合は、ご主人のプライベートにできるかぎり踏み込まず、具体的に、今の家庭の状況を数字にして見せることが大事です。生活費にいくら必要なのか、このお金がないとどう困るのかなどを、できるかぎり冷静に具体的に伝えるのです。
そのことで、「キャッシングしている場合ではない」と気が付かせることが重要です。本人自ら気がつかないと、根本的な解決にはなりません。感情的に接するのはぐっとこらえて、明確に話しあいましょう。
とにかく病的にキャッシングする
キャッシング依存が深くなってしまうと、家族同士ではどうしても解決できない場合が出てきます。そういう時は、第三者を挟むのが一番です。
キャッシング依存症を直すために、専門の医療機関や、相談できる場所は多くあります。弁護士や司法書士に無料相談するのもよいでしょう。キャッシング依存のせいで、ヤミ金融に手を出して危険なめにあったり、大事な人間関係にひびが入ったりして手遅れにならないように、できるかぎり早期に、専門家に相談するというのも、安心感のある解決方法です。
【参考ページ】
便利な融資にはこうした危険がある事も意識しよう
