> > キャッシングで損しない!いいとこどりで利用する方法はこれだ!

キャッシングで損しない!いいとこどりで利用する方法はこれだ!

キャッシング。本来は「現金を引き出す」という意味だったのですが、最近は「お金を借りる」という意味で使われるようになった言葉です。

家族や友人知人から無利息でお金を借りるのと違い、銀行や消費者金融などからお金を借りるのは、商売の利用客としてそれなりの利息を支払うことになります。そうなると、当然少しでも利息を抑えてお得に利用したいと思うでしょう。今回は「キャッシングのいいとこどり」にスポットを当ててみます。

キャッシングで損をしない3つの基本

まずは基本中の基本である、「損をしないための方法」から。説明は後にして、その3つの基本を見てください。

1.元本は少しでも減らしておく!
2.金利は少しでも低く!
3.ATM手数料などで余計な費用をかけない!

ね?基本中の基本だけあって、「当たり前じゃないか」ということばかりでしょ?(笑)しかし、この3つを実践できているかというと、なかなかできていない方が多いのではないでしょうか。それでは、1つ1つについて、どう手を打つか、いいとこどりをする方法を考えてみましょう。

元本は少しでも減らしておく!

同じ金利でも、元本(借りている金額)が少なければ、それだけ利息は少なくなります。たとえそれが1日でも2日でも、少なければその分お得になるわけです。(参考ページはこちら→融資利息の基本的な計算式

カードローンなど、自由に借入れができる契約の場合には、その自由度を徹底的に利用しましょう。お給料から各種支払いまでの期日までの間、通帳やお財布の中で眠っているお金を一時的な返済に回すとどうなるか、考えたことはありますか?

検証!毎月こまめに元本を減らすとどうなるか!?

これは文章よりも表で比べると解りやすいでしょう。では、次のような借入れをしていた場合に、毎月お財布で眠っているお金を一時的に返済に充てて、必要な時に再度借りるとどうなるかを比較してみましょう。

例1:元本残高30万円、金利年15%、30日間隔で1万円ずつ返済した場合
例2:例1で20日間10万円を返し、20日後に9万円借りるを繰り返した場合(元本が10万円を下回ったら、万単位の額を全額返済。20日後に前月より1万円少なく借りる)
返済回数 例1の利息 例2の利息
1回 3,699円 3,699円
2回 3,621円 2,881円
3回 3,542円 2,793円
4回 3,463円 2,705円
5回 3,382円 2,615円
6回 3,300円 2,524円
7回 3,218円 2,431円
8回 3,134円 2,338円
9回 3,050円 2,244円
10回 2,964円 2,148円
11回 2,877円 2,051円
12回 2,789円 1,953円
13回 2,700円 1,854円
14回 2,610円 1,754円
15回 2,519円 1,652円
16回 2,427円 1,549円
17回 2,334円 1,445円
18回 2,239円 1,339円
19回 2,144円 1,233円
20回 2,047円 1,124円
21回 1,949円 1,015円
22回 1,849円 904円
23回 1,749円 792円
24回 1,647円 679円
25回 1,544円 564円
26回 1,440円 447円
27回 1,334円 412円
28回 1,228円 376円
29回 1,119円 339円
30回 1,010円 302円
31回 899円 265円
32回 787円 227円
33回 673円 189円
34回 558円 150円
35回 442円 111円
36回 324円 支払終了
37回 205円
38回 84円
合計 76,903円 49,104円

どうですか?眠らせているお金(例では10万円)を一時的(例では20日間)に返済に充てるだけで27,000円以上の差がついてしまうんです。同じ利息なら返せるときに返し、借りるときに借りるを繰り返した方が、ずっとお得なんですね。

ATMなどの手数料はかけない!

カードローンにしてもフリーローンにしても、気づかないうちに払っている可能性の高い「ATM手数料」や「振込手数料」。これらは1回108円~216円の場合が多いですが、10回利用すれば千円~2千円も支払うことに。できることならこれらの手数料系はゼロに抑えたいですね!

カードがATM手数料有料なら、無料の方法を探る!

主に消費者金融のカードローンになりますが、コンビニのATM利用には手数料がかかります。先に書いた108~216円がその金額ですが、何度も利用すると非常に勿体無いことに。それを抑えるには、各社の会員専用ページを有効活用することをお勧めします。

大手消費者金融各社の会員専用ページでは、振込キャッシングを行なっている所もあります。この時の振込手数料は無料。つまり、自分の口座に無料で振り込み融資をしてもらえば、銀行のキャッシュカードで無料引き出しが可能になるんです。

同様に、振込返済も可能になっている所がありますから、やはり無料で返済も済ませられる。これを利用しないのは勿体無いですよね?先に挙げた「元本を減らす」のと併用して、手数料も無料でお得に利用しちゃいましょう!

また、銀行のカードローンはその銀行のATMは無料で利用できますし、コンビニでも無料で使えるものが多くあります。ご自分のカードはどのようになっているか、知らない方は是非確認してみてください。

チャンスを見て金利の低いローンへ乗り換え!

一度借りてしまうと、もうそこでいいや、と思いがちなもの。しかし、できることならゆっくりとリサーチをして、より金利の低いローンへ乗り換えることも考えましょう。

金利差を考えるなら、銀行のカードローンへ乗り換え!?

一部の例外はあるものの、平均的には消費者金融のカードローンよりも銀行のカードローンの方が金利は低く済みます。おおよその相場として、消費者金融の100万円以下の金利が年17.0~18.0%の間。一方の銀行は年14.0~15.0%の間が目立ちます。その差約3%。少しでも有利な方へ乗り換えるのは、消費者としての賢い選択です。

【参考ページ】
一時的に最もお得に借り入れるには

新着記事
ページトップへ