キャッシングカードのデメリット詳しく紹介します！

キャッシングカードは、利用可能なＡＴＭであればいつでも、どこでも好きな時に必要金額をキャッシングできるカードです。このカードと暗証番号があればキャッシング出来ますし、いちいち依頼をして振り込みを待つお金を受け取りに行くといった手間を省くことが出来るのは大きなメリットでしょう。

ですが、キャッシングカードにはメリットだけではなくデメリットも存在します。キャッシングが便利であることは多くの人が認識していることかもしれませんが、いまいち手を出せない、申し込めずにいるのはそのデメリットが何なのか、どういうリスクがあるのかを具体的に把握できていない不安感があるためではないでしょうか。

カードと暗証番号があればＯＫ

一見メリットだと思えるのですが、キャッシングカードの最大のデメリットでもあります。暗証番号を知ることができて、キャッシングカードを盗めたとしたらどうでしょうか。第三者でもいつでも好きな時にキャッシングすることが可能だという事になるんです。

このデメリットを防ぐために出来ることがあります。それは、カードの管理と暗証番号の管理をしっかりしておくという事です。とても基本的な事のように思えますが、実際これを実行出来ている人は意外と少ないものです。暗証番号が分からなければカードを入手できても利用することは出来ません。

カードを盗まれないようにするには、普段どこにカードがあるのかを把握し、時々チェックをするようにすべきですね。いつも財布に入れて持ち歩いているから安心、と思っても気づいたらない！っていうことはあるかもしれません。そうならないように、ちょこちょこチェックをしておくようにしたいですね。

また、暗証番号を分かりやすいものにしないということはとても重要です。誕生日、電話番号、家の住所など、あなた自身から連想できる数字を暗証番号にしていると、推測されて悪用されてしまう危険があります。もちろん暗証番号は忘れやすい番号では困りますから、何かしら自分に関係のある数字にすることにはなりますね。

そういう場合は、定期的に番号を変更して同じ暗証番号を使い続けないようにする、ということでリスクを避けることが出来ます。

これをしっかり注意しておきましょう。

利用は計画的にしないと地獄！？

キャッシングカードのメリットとして、いつでも好きな時に利用出来るという点があります。しかし！これこそがデメリットの1つであるという事を知っておかなければいけません。使いやすい、いつでも利用できてしまうということがデメリットになってしまうのです。

どうしていつでも利用出来ることがデメリットとなってしまうのか、それは簡単に利用できてしまうために本当に必要ということじゃなくてもキャッシング出来てしまうんですね。キャッシングを乱用してしまうと当然返済が苦しくなります。だからデメリットなのです。

利用限度額が決められていて、その金額の範囲内で利用するというのがキャッシングカードです。利用限度額はその人が返済できるであろう金額を設定してもらっていますが、その金額を本当に返済できるかどうかは利用する人次第です。

収入はキャッシング会社に伝えていて審査を受けていたとしても、どのくらいの家賃を毎月支払って、食費がどのくらいかかって、交際費や服飾費でどのくらい使っているのかということはキャッシング会社は知る由がありません。

あなたの支出が多ければ、返済できる余裕だって少なくなってくるはずです。その範囲内で利用、そして返済のやりくりをすることになりますが計画外のキャッシングを重ねてしまうと当然どこかで苦しくなってしまいますよね。

苦しくなってからでは遅いんです。返済に追われ、期間が長引いた分支払金利も膨らんでいつまでたっても返済が終わらない状態、借金地獄になってしまう可能性があるんです。ですから、計画的な利用をしなければいけないんですね。

予定外のキャッシングを出来るだけしないようにするためには、自制するしかありません。今月はこの金額の利用のみにする、予想外の出費があったが最低限の金額だけキャッシングする、そう自分で抑制することが重要なのです。

延滞時のペナルティを知ろう

キャッシングを利用して返済する、というのは当たり前の事ですが、これが出来なくなってしまう事もあるかもしれません。収入が減ってしまうかもしれませんし、仕事を失ってしまえば収入だってゼロになってしまいます。予想外のキャッシングを重ねて返済できなくなるという事もあるでしょう。

そうなったとき、返済できなくて延滞するということになるでしょうが、延滞してしまった時のペナルティはどのようなものかは知っているでしょうか？

延滞をしてしまうとキャッシング会社は困ってしまいます。得られるはずの収益がなくなるだけでなく、貸したお金を返してもらえないという事は損をするという事になるためです。貸したお金を回収したい、それは当然ですし返済は借りた人の義務でもあります。だからペナルティがあるのです

ペナルティとして最も有名なのはブラックリスト入りではないでしょうか。ブラックリストに入ってしまうと新規のキャッシング審査に通ることは難しくなり、本当に必要な時にローンが組めないという事態になってしまいます。住宅ローンや車のローンの審査に通ることはほぼ絶望的です。（参考ページはこちら→ブラックリストにはリスクが多い）

また、職場によっては採用されないという場合だってあります。希望する就職際に就くことが出来ないというのは相当のデメリットだと思いませんか。1・2日の返済遅れでも延滞になりますが、ブラックリスト入りするときは1か月以上の延滞があった場合が多くなっています。

1か月を超える延滞をしないように気をつけるということはもちろんですが、ブラックリストは自己破産をしてしまった、任意整理をしてしまったという場合でも登録されてしまいます。債務整理は返済棋院学を大きく減らすことが出来ますから利用者にとって負担が減るというメリットはあるんですね。（参考ページはこちら→債権整理は簡単にしてはいけません）

ですが、このメリットと引き換えにブラックリスト入りしてしまうということは覚えておきましょう。借金した金額はきちんと返すというのは当然です。これが守れずにブラックリスト入りして、ペナルティを受けることがないようしっかりと気をつけておきたいですね。

知っておきたいスキミングの恐怖

スキミングという言葉を知っていますか？スキミングとは機器を使ってカード情報を盗む出すことなのですが、このスキミングが行われると何が問題なのか、カードを盗まなくても利用することが可能だという事なんです。

カードが盗まれればそのことに気づき、使用停止の手続きをすることも可能なのですが、スキミングはカード自体を盗むことはしませんから盗まれた人も気づくのが遅れてしまうんですね。明細等を見て初めて、自分が利用したはずのない記録がある、請求が来ていると知るのです。

スキミングの行為自体を防ぐというのはかなり難しく、ＡＴＭを利用するときに不審な機器が取り付けられていないか等を自分で確認するしかありません。他にもいくつか自分で出来るスキミング対策もあります。普段から意識しておくと良いですね。

自分で出来るスキミング対策方法

スキミングの対策は、自分で気をつける事がほとんどです。自分の身は自分で守らなければいけないという事ですね。以下のチェックポイントを知り、それを実践するようにしてきましょう。

• 毎月の利用明細はしっかりチェックし不審点があれば連絡する
• お店でカードを出す機会がある時は不審な行動が無いか目を離さない
• 定期的に暗証番号を変更する

キャッシング専用カードであればお店で出すと言った機会もないでしょうが、もしクレジットカードにキャッシング機能がついている場合は店頭で支払いをする場面も出てくるでしょう。ほとんど大丈夫だとは思いますが、お店で不正なことが行われ無いという確証もありませんから、出来るだけ目を離さないようにしておくと安心です。

スキミングは悪質な犯罪行為ですが、なかなか被害がなくならないのも事実です。

キャッシングカードの便利な部分をうまく利用できるように、デメリットを把握してそれに注意しながら利用するようにしていきたいですね。

【参考ページ】
カードでの借り入れについてもっと詳しく