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不安なあなた!消費者金融で審査が通らない理由とは

銀行のカードローンの審査に比べると消費者金融会社の審査は少し緩くて借りやすいと言われています。でもそんな消費者金融会社の審査でも、その時々の置かれている状況によっては審査に通るかどうか不安になる場合もあります。(参考ページはこちら→どんな融資審査でも落ちる可能性はあります

他社からの借入金があるからダメだろうとかアルバイト・パートだからとか、あるいは過去に返済を遅延した事があるから、審査にどうも自信がないという方も入るでしょう。審査基準がはっきりしていれば合格出来るか出来ないかが事前に解りますから、余計な悩みは無くなるし他の手段を考える事も出来ますが残念ながらそうではありません。
(⇒アルバイトやパートでも審査って不利なの?

カードローンの審査は、金融会社毎に違いますしこれは一番の秘密事項です。でもどんな項目を審査されるのか、さらに審査に通らない理由や、審査に通りにくい理由を知っていれば、ご自分の状況を改善する事によって利用出来るカードローン会社を見つけ出す事も可能です。審査に有利な条件と不利な条件の両方をよく理解しておけば自分の現在の状況で審査に合格出来るカードローンを見つける事が出来ます。

申し込み基準

カードローンの審査基準は秘密ですが、実は何を審査されているのかは申し込み基準で知る事が出来ます。申し込み基準も金融会社によって多少の違いがあります。まず一般的に共通している事が多い項目をあげて見ましょう。

・年齢(20歳以上~65歳)
・安定した収入がある事

●年齢
年齢の範囲の基準は会社によってまちまちです。消費者金融会社は未成年者への融資はしていませんから20歳以上というのは共通です。でも上限は65歳~69歳あたりで金融機関ごとに違います。またクレジットカードの場合は18歳から利用出来るカードがあります。

●安定した収入
安定した収入については、かってサラ金と呼ばれた時代は、安定した収入=月給取りという認識がありましたが、今は違います。貸金業法の金利は時代と共に下がって来ました。特に2010年の改正によって、出資法と利息制限法の上限金利が年20%に統一されました。

さらに総量規制という規制も出来た結果、消費者金融会社は以前のような大きな利益を上げる事が難しくなったのです。その為、経営戦略の大きな変換を余儀なくされて、安定した収入に対する基準は緩くなりました。その為、アルバイト・パートの方でも気軽に利用できるようになりました。つまり昔より借りやすくなっているのです。

総量規制:貸金業法の規制を受ける消費者金融会社などに適用されます。その為、個人の年収の3分の1以上の貸し付けをする事が出来なくなりました。ちなみに銀行は銀行法で営業しているので対象外になります。また信販会社の発行するクレジットカードはキャッシングの金額のみ対象になります。

審査項目

まず個人の何を審査されるのかについてですが、カードローンの特性を理解すれば解ります。カードローンは無担保で保証人が要らない信用貸しという特徴があります。一番重要な審査の対象になるのは個人の返済能力です。そして次に返済する事に対する信頼度がどれくらいあるかという事が審査の際の重要ポイントです。

年齢

対象範囲内であれば大きな違いはありません。ただし年齢上限の直前の場合は多少不利になる可能性はあります。

会社

会社の安定度、そして実際に会社で働いているかどうか確認する在籍確認も、大事な審査項目になります。

雇用形態

経営状態のいい会社で正社員というのが一番審査には有利で、アルバイト・パート・自営業・契約社員など雇用形態にって審査に合格しても利用限度額に影響します。

勤務年数

勤務年数は多い方が社会的な信用が高く、役職も上になりますから審査に有利な条件になります。

●安定した収入(年収)
カードローンの審査の大きな項目は年収と信用情報です。年収は多い方が審査に有利ですが、

最近の傾向としては小口融資でも積極的に融資して行こうという傾向にあります。その為に年収の金額よりも定期的な収入の方が優先される傾向にあります。つまり収入が低くても安定していればいいという事になります。

●信用情報
安定した収入以外では、カードローンの審査の合格・不合格に決定的な影響を与えるのが個人信用情報です。解りやすく言えば、お金の契約をした場合に社会的に信用できる人なのか、そうでないかを判断されます。

・返済遅延
基本的には返済実績がいいかどうかですが、その中で過去に遅延があるかどうか、あるいはその程度も判断されます。返済実績がいいほど信用情報は高い評価を受けます。

・延滞
延滞は返済遅延と違って、返済していない履歴になりますからカードローンの審査には大きなマイナスになります。これがある場合は程度にもよりますが基本的に7年以上経過していないとカードローンの審査に通る事はまず無理です。

・債務整理
債務整理も、その程度によって7年あるいは10年の期間が経過していないと審査には先ず通りません。債務整理の場合は大手の消費者金融はダメですが、5万・10万という小口融資の場合なら利用出来る業者はあります。ただし違法業者には注意する必要があります。

・複数の借り入れがある。
まず総量規制の範囲内であるかどうかが判断されます。規制以上であればその時点でだめです。そして借入件数・借入金額によって審査結果が違って来ます。一般的に借り入れ件数が3社以上の場合、まず審査に通るのは難しくなります。

申し込み方法によっても審査結果が違います

申込む方法によっても審査結果が違います。その事例をあげてご説明しましょう。

●複数の借入があるのに新たにカードローンを申し込む
年収が510万円でA社とB社から50万円借りています。新たにC社に申込んだ場合

A社から50万円 B社から50万円 C社から50万円
年利率18% 年利率17% 年利率18%

●おまとめ専用ローンでC社に申し込んだ場合

C社から150万円
年利率15%

※A社とB社の借入金は、C社からの借入金で完済できます。
●利息制限法にあてはめてみると

・元本が50万円未満の場合は年利率15%
・元本が10万円以上100万円未満の場合は年利率18%
・100万円以上の場合は年利率15%

(※利息制限法の基準を当てはめても18%の金利を15%に下げる事が出来ます。実際のカードローン会社の貸付利率は、利息制限法から、さらに細かくなっている所が多いのでまとめるだけで金利を15%以下に下げる事が出来ます。)

おまとめローンにするだけで可能性あり

複数の借り入れがある状態で別のカードローンに申し込むと総量規制の対象になります。年収の3分の1の条件をクリア出来ていても利用限度額は期待出来ません。しかも利息は一番高くデメリットばかり大きくなります。しかも審査に合格できる可能性はまずありません。

でも複数の借入金をまとめる場合は総量規制の対象外になります。これは顧客に一方的に有利な借り換えをする場合は例外になるという規定が総量規制の中にあるからです。このように申し込みの方法を変えただけで審査に合格できる可能性が格段に高くなります。

むやみに申し込むより情報収集を

直ぐにお金が必要だからある会社の審査に落ちて、すぐ次の会社に申し込むのは良くありません。カードローンの審査に落ちる事は良い事ではありません。その場合、審査を受けて不合格になるくらいなら事前にカードローン会社のお試し審査を受けるか相談してみる方法もあります。相談は審査ではありません。審査に有利な情報を得る事が出来るかも知れません。

会社選びを間違えない事

あたりまえの事ですが、ご自分の状況を冷静に考えてどう考えても合格出来ないような所に申し込んで審査に落ちるよりは、合格出来そうな所に申し込んだ方が不合格の履歴を重ねるよりはいいです。

でも、いたずらに審査の緩い会社を探そうとすると逆に信頼出来ないような会社を選んでしまう事にもなりかねません。そこで優良な大手消費者金融会社の中から審査の緩いと思われる基準を作って選んで見ました。審査が緩るいと判断出来る明確な基準は二つあります。

一つは金利の高いローンが審査が緩いです。それともう一つ即日融資出来るローンの方が比較的審査が緩いと判断する事が出来ます。

でも高い金利は返済の負担になりますから出来るだけ金利は低い方がいい事は言うまでもありません。そこで審査に通り易い消費者金融会社という事を踏まえて、安心出来る金融会社を厳選して見ました。

即日融資の可能な大手消費者金融

アコム

年齢基準 年利率 利用限度額 審査時間
20歳~69歳 年4.7%~年18.0% 500万円 最短で30分

●おすすめポイント1
複数の借り入れのある方でも、おまとめローンを利用すれば有利な条件で審査を受ける事が出来ます。
●おすすめポイント2
30日間無利息ローンがあります。
●おすすめポイント3
インターネットでの返済・メール通知サービスを利用できます。

モビット

年齢基準 年利率 利用限度額 審査時間
20歳~69歳 年3.0%~年18.0% 800万円 最短30分※

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

●おすすめポイント1
WEB完結が有名でカードを発行しませんからパソコンさえあれば取引可能です。
●おすすめポイント2
在籍確認もありませんから会社の事も気にしないで誰にも内緒でローンをご利用になれます。
●おすすめポイント3
取引き全てが銀行振り込みによる借入と返済ですからお金の出し入れの煩わしさが全くありません。

プロミス

年齢基準 年利率 利用限度額 審査時間
20歳~69歳 年4.5%~年17.8% 500万円 最短30分

●おすすめポイント1
来店不要で自動審査は最短で1秒回答してくれます。また即日融資も可能です。
●おすすめポイント2
30日間無利息ローンがあります。 
●おすすめポイント3
借りる・返す方法が豊富でパソコン・携帯・スマートフォン・プロミス&提携ATM・コンビニで両方の取引が可能です。
 

ノーローン

年齢基準 年利率 利用限度額 審査時間
20歳~69歳 年4.9%~18.0% 300万円 24時間以内

●おすすめポイント1
全額返済すると、何度でも1週間無利息という破格の無利息ローンサービスが大きな特徴です。 
●おすすめポイント2
キャッシングなのに楽天スーパーポイントが貯まるのでポイントが貯まれば様々な特典と交換する事が出来ます。
●おすすめポイント3
24時間リアルタイムの取引可能で、好きな時に借り入れ・返済が出来ます。
 

アイフル

年齢基準 年利率 利用限度額 審査時間
20歳~69歳 年4.5%~年18.0% 300万円 最短30分

●おすすめポイント1
来店不要で1,000円からのキャッシングが可能です。小口融資対応で審査の柔軟性は高く、借りやすい消費者金融会社と言えます。
●おすすめポイント2
借り換えMAX・おまとめMAXの二種類の借り換えローンがあります。複数の借入がある方には最適です。 
●おすすめポイント3
提携コンビニエンスが多いのも特徴の一つで利便性の高い消費者金融会社です。

ケースごとのまとめ

カードローンの審査は基本的には審査を受けて見ないと解りません。でも少しでも審査に合格しやすい申し込み方法・申し込む環境で審査を受けた方がいいのは間違いありません。そこで項目ごとに審査に合格しやすいポイントを整理して見ました。これからカードローンに申し込もうとする人は、参考にしてください。

●複数の借り入れがある。
おまとめローン、または借り換えローンで申し込んで見ましょう。銀行は総量規制の対象外ですが元々審査自体が厳しいですから、消費者金融会社のおまとめローンのほうが審査をクリアできる可能性は高くなります。(参考ページはこちら→おまとめローンに頼るタイミング

●過去に返済遅延などがある。
返済実績と一緒に考えましょう。過去に一度か二度の返済遅延があって、その後半年以上の良好な取引実績があればそう心配しなくても大丈夫です。ただしカード会社から限度額の引き下げ一時利用停止などになった経験のある方は、7年・10年などの経過期間が必要になる場合があります。

●過去に債務整理した。
内容にもよりますが7年か10年で信用情報の履歴が消えるまでは借入は出来ません。また履歴が消えても、債務整理をした会社に申し込むと記録は残っていますから別の会社にする必要があります。(参考ページはこちら→ブラック期間はあくまでも目安?

●収入が少ない。(アルバイト・パート・派遣会社への登録)
希望する限度額を低くした方がいいです。単純な話500万円貸してくださいと言うのと、5万円貸してくださいと言うのと、どちらがより厳しく審査されるでしょうかという事です。特に最近は、大手の消費者金融会社でも収入が安定していれば小口融資にも積極的に対応しています。

だから希望限度額を下げるというのは、どうしてもお金を借りたいという人にとっては結構大事なポイントになるでしょう。とにかく安定した収入があればどこか貸してくれる所が必ずあるはずだという視点を持つ事は良い会社を探す為にはとても大事な要素です。そうすれば審査に不安な方でも利用できる会社を見つける事が出来るでしょう。

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