三菱東京UFJ銀行のカードローンは低金利で高額の融資が可能となっていること、三菱東京UFJ銀行という大手銀行の商品だという事でとても人気です。三菱東京UFJ銀行のカードローンはバンクイックという商品名になっています。
このバンクイックを利用するためには、仮審査、そして本審査を受けなければいけませんが、それぞれの審査に通るためのコツ、ここがチェックされるというポイントを紹介していきましょう。
仮審査と本審査の違い
そもそも、バンクイックを利用するための仮審査、本審査というのはそれぞれどのような事を行うのか知っていますか?まずはバンクイックを申し込んで利用するまでの流れを見てみましょう。
申し込み→仮審査→本審査→契約手続き→カード発行
このような流れで進んでいきます。
(⇒融資が使えるようになるまでの流れ)
仮審査が先に行われ、本審査に通過することが出来ればカードが発行されて利用できるようになるんです。
では具体的にどのような違いがあるのかですが、簡単に言えば仮審査は機械的な審査、本審査は細かい点を確認する人による審査と言えるでしょう。
バンクイックの仮審査はインターネット申し込みで行われる3秒で審査結果が出るお試し診断の結果の事、もしくは電話申し込みをして必要書類提出前に行われる審査の事です。実際に必要書類を提出する前の、申し込み内容のみでの審査を行うという事ですね。
バンクイックのホームページで行う事が出来るお試し診断では、
- 生年月日
- 性別と独身・既婚の状況
- 保険の種類
- 他社借り入れ状況
この4つの項目を入力するだけで審査が行われます。自己申告になり、この時点で必要な書類というのはありません。
電話申し込みで聞かれるのもこのような項目ですね。口頭で申し込みをして、その内容に基づいて審査が行われます。インターネットでの申し込みではその場で審査結果が表示され、電話申し込みでも当日中に電話での審査結果の連絡、もしくは郵送での結果連絡が行われます。
バンクイックを利用するにあたって利用条件を満たしているか、機械的な判断を行うのみなので短時間での審査が可能となっているんですね。
バンクイックの申し込み自体は
- テレビ窓口
- 電話
- 郵送
- パソコン
- 携帯電話・スマートフォン
- 店頭窓口での申し込み
この6つの方法から選ぶことが可能となっています。自分が申し込みやすい方法、便利だと思う方法を選ぶようにしましょう。
本審査で行われるのは、必要書類を提出した後でその書類内容の確認、個人信用情報のチェック、在籍確認などですね。いずれも人による確認が必須の作業となります。
仮審査の結果が出た後に必要書類を提出して本審査を行うのが基本ですが、申し込み方法によっては仮審査、本審査が同時に行われますね。インターネットや携帯電話・スマートフォン、電話での申し込みだと仮審査結果が出た後に必要書類の提出ということになりますが、その他の方法では最初の申し込み時に必要書類を提出して審査を受けることになります。
本審査は個人信用情報の内容をチェックして借金トラブルの有無、他社借り入れ状況を見ていきます。ここで問題があれば仮審査に通っていても本審査で落とされてしまう事もあるんですね。
あくまでも仮審査は仮であって、本当に信用できるのか、利用しても大丈夫なのかを判断するためには本審査が本番であるということは認識しておきたいところです。
仮審査、本審査通過のポイント
仮審査、本審査を通過するためのポイントというのも当然あります。まず仮審査に通るには、最低限の条件をクリアしている必要がありますね。
- 年齢制限をクリアしているか
- 他社借り入れ件数、借り入れ金額が多額ではないか
この2つをクリアしなければ仮審査に通ることは不可能です。また、仮審査では保険の種類も確認されますがこれは保険の種類や加入年月日を見ることで勤務形態を知ることが出来る、勤続年数を知ることが出来るためなんです。
どのような勤務形態をとっているのかをチェックして返済能力の有無を見ますが、ここで大きく有利、不利になるという事ではなく申し込み者の基本情報を確認する意味合いが強いでしょう。勤務先や収入については本審査でしっかりチェックされることとなります。
本審査に通るためには個人信用情報の登録内容が大きなポイントとなってきます。
理想的な登録内容は
- 現在他社借り入れがない
- 勤務先が安定してある程度の金額の収入がある
- 過去のクレジットカード支払い、ローン返済で延滞をしていない
このようなものですね。
他社借り入れがあれば返済負担が今よりも大きくなるわけですから返済に支障が出ることが無いとは言えませんし、過去に延滞経験があればそれだけ信用することが出来ないという判断になります。勤務先も安定した企業に3年以上勤めていれば収入が安定しているという判断になりますね。
収入の安定性や返済するにあたっての信用が
何よりも重要になるという事です
バンクイックは銀行のカードローンで審査が厳しい印象はありますが、最低限の条件をクリアできていて特に個人信用情報に問題が無ければ十分に利用できる可能性はあるんです。
本審査からカード到着までの期間
一番早いのはテレビ窓口での審査申し込みですね。必要書類を持ってテレビ窓口に行けば、最短40分で審査の結果が出てその場でカードを受け取ることが可能となっています。
電話や郵送、パソコンで本審査の申し込みをする場合は契約書類を郵送もしくはFAXしてその書類が到着してからの審査となります。書類到着まで日数がかかってしまうんです。
また、カードが発行された後は郵送されることになります。カードが発行されて郵送されるまでの期間は3日~3週間程度と言われていますのでだいぶ時間がかかってしまうかもしれません。
電話やインターネットで申し込みをして仮審査に通ってしまえば、テレビ窓口で本審査、契約、カード発行を行う事は可能です。急いでカードローンを利用したいという場合は、テレビ窓口での契約も視野に入れておきたいですね。
テレビ窓口設置場所
バンクイックのテレビ窓口の数は、現在640件程度となっていて各店舗の中に設置されていますね。各都道府県に設置店舗があり、どの店舗にテレビ窓口があるのかについては三菱東京UFJ銀行のホームページで検索することが可能です。
都道府県から検索できますし、詳細情報としてテレビ窓口の営業時間も記載されています。営業時間は店舗窓口やATMの営業時間とは異なっていますのでしっかりと確認していてい下さい。
テレビ窓口でのバンクイック申し込みは平日だけではなく土日祝日も利用できることもあります。テレビ窓口自体の営業時間とバンクイックの申し込み時間が違うこともありますので、そこも併せてチェックしておきましょう。
また、テレビ窓口で申し込みをする場合は本人確認書類と収入証明書、勤務先の情報確認が必要となります。収入証明書は100万円を超える利用限度額を希望する場合必要となりますから、自分の希望利用金額が100万円を超えるようであれば準備しておきましょう。
勤務先の情報と収入証明書
バンクイックの申し込みで必要になる点に勤務先の情報というのがあります。
- 勤務先の住所
- 電話番号
- 社員数
- 入社年月日
これらの情報について確認されますから、答えられるようにしておきましょう。勤務先の情報については確認するための書類提出は不要です。テレビ窓口での申し込み以外でも、勤務先の情報については申し込み書に記入する項目があります。
また、収入証明書の提出が必要になる場合以下の書類のうち1点を提出しなければいけません。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 納税証明書その1・その2(個人事業者の方)
- 確定申告書第一表・第二表
事前に準備が必要になる書類だと思いますから、当日手元にないということにならないよう注意しましょう。
バンクイックのメリット、注意点
バンクイックには利用するにあたってメリット、そして注意点があります。カードローンは利用が便利な一方で気をつけなければいけない点もあるという事は認識しておかなければいけません。
(⇒どんな融資でもメリットとデメリットの双方がある)
バンクイックを利用するメリットはいくつかありますが、代表的なものは下記の4点でしょう。
- 最短即日から利用可能
- 銀行ならではの低金利(4.6~14.6%)
- 毎回の返済は最低2,000円から
- 全国の三菱東京UFJ銀行ATM、提携ATMの利用手数料無料
特に、三菱東京UFJ銀行だけではなく提携先のATMの利用手数料がいつでも何回でも無料というのはかなり大きなポイントです。夜間や土日に関わらず無料となっていますので、必要な時に利用手数料を気にすることはありません。
毎回の返済金額も少額になっていますから負担になることなく返済することが可能となっています。毎回の最少返済金額は借入残高によって異なります。
借入残高 | 最低返済金額 |
---|---|
10万円以下 | 2,000円 |
10万円~20万円以下 | 4,000円 |
20万円~30万円以下 | 6,000円 |
30万円~40万円以下 | 8,000円 |
40万円~50万円以下 | 10,000円 |
50万円超 | 借入残高が10万円増えるごとに 2,000円ずつ追加 |
このようになっています。最低2,000円からの返済は大きな負担になりませんし、確実に返済することが可能ではないでしょうか。
借入残高 | 最低返済金額 |
---|---|
10万円以下 | 1,000円 |
10万円~20万円以下 | 2,000円 |
20万円~30万円以下 | 3,000円 |
30万円~40万円以下 | 4,000円 |
40万円~50万円以下 | 5,000円 |
50万円超 | 借入残高が10万円増えるごとに 1,000円ずつ追加 |
限度額が200万円を超えると最低返済金額は1,000円からとなります。利用限度額が大きいという事は、それだけ信用も大きいという事ですから少額の借り入れの際は返済金額が少なくて良いのでしょう。
ただし、最低返済金額が少なくなれば返済期間は長くなってしまいますので注意が必要ですね。
バンクイックを利用するときには、毎月の返済金額が少ない分返済期間が長くなってしまうという注意点があります。
また、返済日についても注意が必要です。バンクイックの返済日は毎月指定日返済を選択することができますが、その返済日よりも早く返済することが可能となっています。その際、指定日の15日以上前に返済してしまうと当月分の返済とは認められないんです。
前月の追加返済分という扱いになってしまうんですね。指定日にはきちんと指定額を返済しなければいけない状態になりますから、2重での返済を行わなければいけません。金銭的に余裕がある時であれば良いでしょうが、2重の返済は負担になる事も多いでしょう。
返済するときは指定日の14日以内に返済するようにして下さい。また、指定日返済以外では35日サイクルでの返済を選ぶことも可能です。35日サイクルは毎月何日と決まっているわけではありませんから忘れてしまう事も多いんですね。
1日でも返済が遅れれば遅延損害金というペナルティが発生していますから、返済日はいつなのか、いくら返済するのかということはしっかりと把握しておきましょう。
メリットと注意点双方をしっかりと把握し
上手に利用するようにしましょう
せっかくのカードローン、有効に活用できると良いですね。