まとまったお金が必要だからカードローンを考えている。けど、ちょっと不安。金利や返済についてもそうだけど、もしもブラックになってしまったらと思うと…。(参考ページはこちら→ブラックにはなぜなってしまうの?)
でもカードローンの特徴や特性、上手な利用の仕方を知識として持っていれば、ブラックになるようなことはありません!
また、ブラックになるとどんなことが待っているのかも知っておくことで、闇雲な借り入れをしない気持ちも持てるので、借り入れに潜んでいる危険についても、しっかりと把握しておくべきです。
メリット・デメリットを知ることで、カードローンを上手に利用出来るようになれるのです。(参考ページはこちら→融資の良いところと悪いところを学ぼう)
借り入れを決めたら知っておこう
でも、カードローンはいわゆる借金!何も知らないで利用するのは危険です。
カードローンについて何も知らないで利用すると、安易に考えた結果が借金苦となり、遅延や延滞を繰り返したり、自己破産や債務整理などに追い込まれる可能性だってあります。
借り入れ考えているのなら、まずは借り入れについての知識を学びましょう!
借り入れの目的は何か?
どういった目的で借り入れをするのかを把握しましょう。それによって、どんな商品プランを用意してる金融会社を選べばいいかが決まります。そうすれば、返済期間等もはっきりとしてきます。
借り入れ金額をある程度決めたら、返済計画をおおまかに考えます。すぐにでも返済出来るような少額の借り入れなら短期間で返済、高額の借り入れなら長期間で返済となります。
リスクの低い借り入れを考える
借り入れをしたら、もちろん返済が待っています。借りたお金を返すのは当然のこと。しかし、実際に借り入れをするとなると、大半の人は借りることばかりを気にして、返済計画を疎かにする傾向にあります。
長期返済 | 金利設定の低い借入先を探す |
短期返済 | 無利息期間を設けている借入先を探す |
100万円借りたいのに、目先の無利息キャンペーンに捕らわれて借り入れすると、無利息期間が過ぎた時の利息が高くて返済が苦しくなったなんてことも。
また、金利が低いからと選んだものの、数万で給料日ににはすぐに完済できるような金額だった場合は無利息期間のあるほうがお得だったり。
このように、借り入れ目的や借り入れ金額によって、借入先を選ぶことはとても大切なことなのです。
どんな状態がブラックなの?
ブラックというのは俗語。専門用語ではありません。
このブラックというのは、個人信用情報という個人の借り入れの情報にマイナスな情報がある状態の人のことを指しています。ちなみにこの管理記録を俗語でブラックリストと表現します。
- 悪質な遅延・延滞・滞納
- 自己破産・債務整理
- 申込時の情報の詐称
こういった履歴がある場合、どこの金融会社もこの人物には一切の融資を行いません。これが《ブラック》と呼ばれる状態です。
ブラックはどうやってわかる?
金融会社側から「あなたはブラックなので融資できません」というふうにはいわれません。
自身がどんな状況かを知りたいのなら、個人信用情報を扱ってる管理機関に問い合わせることです。自分自身の情報に限り、一個人でも個人信用情報の資料を手にすることが可能です。
- CIC(株式会社 シー・アイ・シー)
- 全国銀行個人信用情報センタ―
- JICC(株式会社 日本信用情報機関)
いずれもインターネット上に公式HPを設けているので、機関についての情報や問い合わせ先も簡単に調べることができます。過去の借り入れに関して気になる人は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
ブラックになるとどうなるの?
ブラックになるということは、今後いろいろ面倒なことになります。
最もわかりやすいのが、「数年はどこからも借り入れをすることが出来ない」ということでしょうか。
ブラックはずっと続くのか
ブラックになると数年はその記録が消えないといわれています。明確な年数は提示されていませんが、基本的には事故歴の記録が残るのは7年が一般的です。
しかし、ブラックになった後に起こした行動や、ブラックになった内容の質によっては、記録がさらに長く残る可能性もあります。
こんな行動が記録更新させる!
ブラックの記録は、ブラックになった後に何もマイナスな情報を与えなければ更新されることはありません。しかし、知らずに自分自身で更新してしまっている人がいる現状もあります。
- ブラックの状態で借り入れの申込
- ブラック後の返済事故の繰り返し
約7年でブラックが解除されるので、「もう大丈夫だろう」と安易に行動するのが主な原因。ちょっとでも早かったり、ブラック期間にちょっとした遅延や延滞をしてしまったことを忘れていてやってしまいがちな行動です。
ブラック融資OK!は要注意
借り入れの時に審査はつきもの。この審査でブラックだとわかれば、どこの金融会社も融資なんてしません。
ではなんで世の中には“ブラックでもOK!”とか“審査なしで融資可能!”なんていう、都合のいい広告が出回っているのでしょう?
ブラックOKは甘い罠
これは借り入れをしたくても出来ない人の心理を逆手に取った、実に悪質な商法です。
銀行や大手消費者金融、中小消費者金融に関わらず、融資業務に携わっている金融会社は、国に認可を受けた企業に限られ、国の定めた法律に基づいた経営をしています。
その国の定めた法律の中で、銀行を除いたすべての金融会社に「年収の3分の1以内での貸し付けはしてはいけない」との規則があります。また、銀行もよほどでの条件を満たさない限りは、年収の3分の1以上は融資しません。
そのためには、借り入れ希望している個人の借り入れに関する現状を調べる必要があります。返済能力や人物像、借り入れ状況調査などを含めて《審査》を行います。
つまり、審査を行わない国に認可された正規店である金融会社は存在しないということになります。
ということは、ブラックでも融資可能とか審査なしで融資可能だと吹聴しているような金融会社は、間違いなく違法だということになります。そう、これこそが悪徳商法で知られる闇金業者なのです。
しかし、ブラックの人たちは借り入れに依存している人も少なくありません。例えわかっていても利用してしまうのです。
契約時の内容など無視した法外な利息をつきつけられたり、違法な取り立てなどにあっても、利用してしまった本人は怖さと後ろめたさから、何も言えずに泣き寝入りしている現状もあります。
もしも闇金に捕まってしまったら
知識を持たないまま借り入れをしてしまった人にありがちな失敗で、しらないうちに利用してしまっていたケースも、稀ですがあります。
闇金の中には、大手と見間違うようなロゴやHP、広告チラシを作っているところもあり、手口も日々巧妙になっていますからね。
万が一闇金業者を利用してしまったら、すぐに専門家に相談することです。特に闇金対応にすぐれた弁護士や司法書士に相談すると、スムーズです。
今の世の中、金融や闇金の悩みを抱えている人が多いので、無料相談窓口を設けている事務所や団体もありますので、まずは無料相談から!
闇金に関わらないためには
闇金に関わらないためには、まずはブラックにならないこと。そのためには、借り入れしたいと思ったら借り入れに関する知識を得ること。
ブラックにならない・闇金に関わらないためにも、最低でもこれだけは覚えておきましょう。
不慣れな借り入れは大手消費者金融を優先して利用する
借り入れ計画をしっかり立てて返済苦に陥らないようにする
借り入れに不慣れな人は、中小消費者金融は避けるべきです。闇金業者が上手く紛れ込んでる可能性があるからです。
ブラックになってしまうと、間違いなく闇金に近づく・闇金が近づくという環境が出来上がります。(参考ページはこちら→だからこそ闇金を見抜く為に)