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ブラックで銀行カードローンを利用するのが難しい理由教えます

銀行カードローンの審査は厳しい、審査に通るのは難しいと言われてはいますが、どうして銀行カードローンを利用するのが難しいのか、どの程度の条件で落とされてしまうのかという事は知っていますか?ブラックでは銀行カードローンを利用することは出来ない、そう言われることもありますがそれはどうしてでしょうか。

銀行カードローンの審査がどのようになっているのか、そしてその基準、ブラックであるという事の意味、そしてブラックになってしまう事によって支障が出来るケースについて紹介しましょう。(参考ページはこちら→融資のブラックリストは最悪の結果?

銀行カードローンの審査内容

銀行カードローンがどのように審査を行って、どういう条件であれば審査に通ることが出来るのか、基本的な事を見てみましょう。審査で行われることは主に以下の2点です。

  • 返済するにあたって必要なだけの安定した収入がある
  • 個人信用情報に問題がない

安定した収入というのはこの金額ならOK、この収入を得られていれば良いという事ではありません。その基準は銀行や商品によって異なっています。同じ銀行のカードローンでも、低金利で高額な利用が出来るカードローンになればなるほど、その収入の安定度、金額が重要になってきます。
(⇒便利な銀行カードローンの対価

では自分が必要なだけの収入があるかどうかをどうやって判断するのかですが、その基準は銀行が公表しているわけではありません。ですが、ある程度自分で検討をつけることならできます。それは毎月いくらの返済であれば負担がないのかという観点で利用可能金額を算出する方法です。

返済負担率について知ろう

返済負担率というのは、借りた金額を年収で割ったものです。つまり、返済金額が年収の何%を占めることになるのかを示す数字なんですね。このとき、返済金額には支払金利の総額も含まれていなければいけません。負担が無い金額の目安は年収によって違います。

年収300万円未満 年収300~400万円 年収400万円以上
25%まで 30%まで 35%まで

この返済負担率であれば負担は少ないと言われているわけです。ただし、これは返済できるギリギリの上限だと考えれば、安心して返済するために年収の20%程度の負担率で済むように計算して利用すると良いでしょう。そして、銀行カードローンを申し込むときには、利用希望金額を無理のない返済負担率の範囲にしておくと良いですね。

銀行カードローンは総量規制の対象外ではありますから、年収の3分の1を超える借り入れも可能とはなっています。ですが、やはり返済能力がないと判断されればカードローン審査に通ることは出来ませんから、確実に返済できるという金額を希望するようにするんですね。返済負担率が50%を超える金額を希望しても銀行カードローン審査に通るのは難しいということを知っておきましょう。

返済可能な金額の目安は返済負担率で知ることが可能
カードローン申し込み時に審査で不利にならない利用希望金額は
あらかじめ自分で把握しておくようにしましょう

また、個人信用情報に問題がないということもかなり重要なポイントとなってきます。十分な収入があって返済に問題はないだろうと思われる場合でも、申し込んだ人が現在多重債務状態である、多額の借金返済に追われているという状況であれば新たな借金返済は負担になるのは間違いありません。返済負担率が高くなってしまえばそれだけ審査に不利になるんですね。

あとは個人信用情報内に延滞や自己破産、任意整理などが合った記録があれば審査に通るのが難しくなります。やはり返済能力に不安がありきちんと返済してもらう事が出来ないかもしれないという判断になるためです。

ブラックになってしまう理由

ブラックという状況はどういう状況なのか、きちんと理解していますか。ブラックとは個人信用情報に登録されている事故情報の事です。ここで言う事故とは金融的な事故の事を指しており、延滞、自己破産、任意整理などを行ったことを対象としているんです。

つまり、今まで利用したカードローン、借金、クレジットカード等の料金支払いできちんと返済や支払いをしていなかった、出来なかった場合にブラックとなってしまうわけですね。どうやってブラックとして登録されるのかですが、ブラックである、つまり返済時に問題を起こしてしまったという場合は個人信用情報内に「異動」という記載が行われます。これがブラックであることを指すのです。

ブラックになってしまえば日常生活でどのような支障が出るのかも知っておきましょう。

主に言われるのは以下の2点ですね。

  • 一定期間ローンの審査に通ることが出来ない
  • ブラック登録時に利用していた金融機関、消費者金融は利用不可となる

ブラックであることは個人信用情報を見れば分かるわけですが、ローンの審査を行う時すべての銀行、消費者金融は個人信用情報を必ずチェックします。問題がある人物に対してお金を貸すというリスクを少なくするため、信用できるかどうかをチェックしなければいけませんからね。

ここでブラックであることが分かれば信用できない人物であることが分かりますから、ローンを利用させるわけにはいかず、審査に通らないということになります。ブラックがカードローン審査に通らないのは今度はちゃんと返済するという事が信用することが出来ないためなんです。今度は大丈夫だということを証明するのは難しいんです。

そもそもブラックにならないようにするという事が重要であり、返済や支払関係はしっかり行っておくようにしておく必要があるという事なんです。

ブラックとカードローン審査の関係

ブラックであるとカードローン審査に通らないというのは、信用できない人物であることが知られてしまうためという事は分かったかと思いますが、実はブラックの人は審査に通してはいけない、利用させてはいけないという法的な規制があるわけではないんですね。

利用する人を決めるのはあくまでもカードローンを取り扱っている銀行や消費者金融の判断に任されるわけです。ですから、ブラックであってもカードローンを利用できる可能性はゼロではなく、ブラックの人を対象としたカードローン会社も少なからず存在しているわけです。

ただし、銀行カードローンはブラックであることを知っていて融資をすることはないと考えておきましょう。銀行の条件が良いカードローンを利用するためには、信用情報に不安要素があってはならないんです。銀行のカードローン審査が厳しいと言われている理由がココにあるのです。

ブラック状態を脱するためには

ブラック状態というのは、一度なってしまったら永久に抜け出すことが出来ないものではありません。ブラックである状態、つまり個人信用情報に事故情報が登録される期間というのは限られています。この期間を経過すれば事故情報が削除され、ブラックではなくなるという事です。

ブラックでなくなり安定した収入があればカードローンを利用出来る、その可能性は十分あるのです。ブラックである期間は5年間です。5年間経過すれば事故情報が削除されることになりますが、念のため自分の個人信用情報を開示してみて内容をチェックしてみると安心でしょう。自分の個人信用情報は開示請求をすれば見ることが出来ます。(参考ページはこちら→融資の信用情報について解説

手続き方法については個人信用情報機関によって異なりますので、一度調べておくと良いでしょう。

ブラックから脱してカードローンを利用できるようになっても
再び延滞等問題を起こしてしまえばブラックになってしまいます
返済できなくならないよう、計画的な利用を心掛けてください

一度ブラックになると、ローン審査をクリアできない期間が発生し、そのせいで必要なお金を用意できないという事も起こってしまいます。そうならないよう、普段から気をつけられるところは気をつけておきたいですね。(参考ページはこちら→ブラックリストを賢く回避する方法

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