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もっと活用したい!カードローン増額の申し込み方

カードローンの最初の利用限度額は普通は大きな金額ではありません。でもカードローンも利用し始めると、返済のコツなどもわかって来て使い勝手が良くなります。そうなって来ると少ない限度額では物足りなくなります。利用限度額が大きくなれば生活の中で有効に利用出来るお金が多くなるので活用範囲が広がります。

でも、大きな利用限度額を必要としない人でも増額した方が絶対お得なんです。それはなぜかと言いうと増額すると金利が低くなるという大きなメリットがあるからです。ですから是非おすすめしたいのが利用限度額の増額です。とはいえ増額の為には必要な条件があります。

金利を安くしたいという人、カードローンをもっと活用したいと言う人の為に、増額のメリット・必要な条件・その方法などをやさしくご紹介いたします。
(⇒増額にデメリットは無いの?

利用限度額は審査で決まる

カードローンに申し込むと、まず審査があります。その審査結果に応じて最初に利用できる限度額が決まります。審査される項目は次の通りです。

  • 年齢
  • 勤務状況(雇用形態・会社の安定度など)
  • 他社からの借り入れ状況(借入額・件数)
  • 過去・現在の返済遅延など

以上の項目で審査されますが、この審査項目や審査基準はカードローン会社ごとに違います。だから契約する会社によって利用限度額は違います。でも一般的に最初から、そう大きな限度額が無いのはどこのカードローン会社も共通しています。それは無担保・保証人なしというカードローンの特性で信用実績が少ないからです。

収入、仕事の安定度などによっても違います。また申し込む時の希望限度額によっても違いますが、標準的には30万円~100万円以内という所でしょう。大手の消費者金融会社なら50万円前後でしょう。また他社からの借り入れがあれば限度額は普通は大きく下がります。

増額の大きなメリット

増額は、より大きなお金を借りる為にすると思われがちですが別の目的もあります。それは、増額するとカードローン会社の貸付基準に従って貸付利率が下がる場合があります。通常は増額すると貸付利率は下がりますが増額の金額によっては利息が変わらない場合もあります。

その場合でもさらに増額して行けば、いずれ金利は安くなりますから増額する事は単純に利息を引き下げるというメリットもあるのです。長期間カードローンを利用される方は絶対に増額した方がお得です。増額した方がお得だという、一例をカードローン会社の貸付利率を見ながら確認して見ましょう。

【カードローンの貸付利率の一例】

次の表は、三菱東京UFJ銀行バンクイックの貸付利率です。貸付利率は、利息制限法に基づいてそれぞれカードローン会社が独自に定めている物ですから、全てのカードローンに共通するものではありません。でも利用限度額が高くなれば利息が下がるという事が以下の表を見ても良く解ります。複数の会社の借金を一つにまとめる、おまとめローンにした場合に金利が安くなるというのも貸付利率が変わるからです。

利用限度額 500万円        400万円超~500万円未満 300万円超~400万円以下 250万円超~300万円以下
利率 年4.6% 年5.6% 年6.1% 年7.1%
200万円超~250万円以下 150万円超~200万円以下 100万円超~150万円以下 50万円超~100万円以下 10万円以上50万円以下
年8.1% 年9.6% 年11.6% 年12.6% 年14.6%

増額するためには?

金利だけでも増額は有利なんですが、利用し始めて直ぐには増額が出来ません。増額する為には必要な条件があります。 カードローン会社によって多少は違いますが、増額の為に必要な条件の基本的な部分は、おおむね共通しています。

増額の為の必要条件

増額の為に最低限必要な条件です。ただしカード会社の増額の為の審査基準によっては程度によっては多少の違いがあります。例えば返済遅延などの場合、初めての遅延で、しかもうっかりして一日程度の遅れで、後の処置を速やかにした場合などは会社によっては返済遅延とはみなされない場合もあります。(参考ページはこちら→遅れすぎると後が大変です

●半年以上の良好な取引実績がある事
●他社からの新たな借入金がない事
●返済遅延などが無い事

【これ以外にも増額に不利になる事があります。】

●登録情報の変更手続きをしていない。

住所変更、仕事を辞めたなどの個人情報に変更があった場合は、カードローン会社に登録情報の変更手続をしなければいけません。信用取引をしているわけですから、お客との連絡が取れなくなる状況は、カードローン会社にとっては好ましい事ではありません。つまり変更手続をしないでいるとカードローン会社はいい印象を持ちません。

当然、増額に不利になりますので増額の申請をする前に、個人情報の変更があって変更手続をしていない場合は、まずその手続をしてから増額の申し込みをするようにして下さい。

良好な取引実績って?

良好な取引実績というのは返済実績の事です。カードローンでは借りている事自体は問題はありません。(他社からの借り入れは問題あります。)ちゃんと返済しているかどうかという事が大事なんです。ですから極端な話ですがカードを作ってから一度もお金を借りていない人は取引き実績は、ありませんから増額の対象者にはなりません。

半年以上の取引実績は、やはり積み重ねが必要という事ですね。他社からの借り入れは当然、返済能力に係わりますから増額の為には大きなマイナスです。そして返済遅延などがあると当然増額が難しくなります。そうは言っても増額は特別、難しい事ではありません。普通に利用していて月々きちんと返済をして、その状態を半年以上続けていれば基本的に増額の為の条件は満たしています。

増額の方法

増額の基準を満たしていればカードローン会社から案内が来る事があります。というか良好な取引実績のお客様には、借りて欲しいですから普通は案内が来ます。またホームページの会員専用ページに、増額対象者の通知が来るシステムの所もあります。いずれにしても増額が可能な場合、携帯電話などで案内してくれる会社も多いです。

また増額の案内な無い場合でも、利用者から増額の申請をする事が出来ます。その方法は、次の通りです。

  • インターネットの会員専用ページから申し込む
  • 電話・または携帯電話などで申し込む
  • 郵送で申し込む

審査に掛かる時間は?

増額の為の再審査は、通常二日程度掛かります。ただしこの場合も会社によって違いますから、あくまで目安として考えて下さい。なおカード会社から増額の案内が来た場合は、ほぼ増額は間違いないです。またカード会社のホームページの会員専用ページに通知される場合もあります。その場合は画面上で増額手続きをする事が出来ます。

以上、簡単な増額の為の方法を致しましたが、増額のメリットをまとめると二つあります。カードローンを選ぶ時に、誰でも金利を気にします。その事を考えると増額の権利が発生しているのに、そのままの利用限度額は損をしているのと同じです。もし現在利用中の方で増額の為の条件を満たしているのでしたら増額の申し込みをやってみましょう。

  • 金利が安くなる
  • お金の活用範囲が広がる
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