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本当にお得?カードローン借り換えにデメリットはないか

お金を借りる時に誰もが気になるのは利息ですね。利息というのは、お金を貸す会社にとっての利益です。簡単に言ってしまえば、「借金」という名の商品の代金とでも言いましょうか。

しかしお金を借りる立場にしてみれば、借りたお金以上の額を返さねばならないのですから、負担は大きくなります。出来れば利息は少しでも払いたくないというのが本音でしょう。

しかもカードローンというのはとても便利で、いつでもどこでもコンビニで引き出すことが出来ます。つい借り過ぎてしまう場合もあるでしょう。すると、当然借り入れ額は大きくなり、借り入れ期間も長くなり、結果、利息の負担も増えてしまうのです。
(⇒コンビニATMでも最近は借り入れ可能です

そして、そんな借り過ぎの借金の利息負担を減らすには、少しでも金利の低いところで借り換えるという方法があります。また、複数のカードローンから借りている場合も同様で、金利の低い所でまとめて借りれば、利息の負担が減るでしょう。

では、そんなカードローンの借り換えについて、具体的な方法や、効果についてお話しましょう。

お金を借りるには利息がかかる

急に予想外のお金が必要になったり、まとまったお金が必要だったりと、お金が足りなくて困ることはよくありますね。そんな時、気軽に借りられるカードローンは、現代人にとってスマートに現金を用意出来る必須アイテムとなりつつあります。

しかし、誰もが気になるのは、お金を借りた時に発生する利息です。お金を借りたら、単に借りた額を返せば良いというわけにはいきませんよね。借りた代金として、利息を支払わねばならないのです。

では利息というのはどのように計算されているかというと、「利息=借り入れ金額×金利(実質年率)÷365日×借り入れ日数」で出すことが出来ます。WEB上では返済シュミレーションも出来ますから、利息額は簡単に知ることが出来るでしょう。

この計算式でも分かるように、借り入れ金額や借り入れ期間が増えるほど、利息の負担も増えます。ですからお金を借りる時には、必ずこの利息の事も考えて、返済計画をしっかり立てたうえで借りなければいけないのです。

利息の負担を減らすには

この利息の負担というのはバカになりません。特にカードローンというのは、いつでもどこでもコンビニで引き出せるため、その便利さ故に借り過ぎるという人も多いのです。すると借り入れ額が大きくなり、借り入れ期間も長くなり、結果、利息の負担が増えてしまうわけです。

では、そんな利息の負担を減らすにはどうしたら良いのか、幾つかの方法を挙げてみましょう。

  • 金利の低いところで借りる
  • 必要な分だけの少額を借りる
  • なるべく早く完済する

利息を減らすための基本的な借り方として、こうした方法があります。金利が少しでも低い方が良いのはいうまでもありませんね。金利によって利息額が決まるのですから、金利が低いところで借りるのに越したことはありません。

そして、なるべく少額を借り、なるべく早く返してしまうのが上手な借り方です。そもそもカードローンというのは、必要な額を必要な時に借りるものであり、少額を短期利用するためのものです。

そのため、カードローンの利息というのは、計算すると案外少ないなという印象があるでしょう。しかし、それに安心して借り過ぎてしまうと、今度はびっくりするほど利息額が跳ね上がってしまうものなのです。しかもリボ払いの為、そんな変化に気付きにくいというのも問題でしょう。

ですからカードローンを利用する時には、くれぐれも「金利」、「借り入れ額」、「借り入れ期間」を少なくするということを頭に入れて利用するに限るのです。

カードローンの借り換えとは

しかし、そんな利息を減らす工夫をしても、すでにカードローンの借り入れが増えてしまった場合、それでも利息の負担を減らす方法が、実はひとつあるのです。それが「借り換え」です。

そして借り換えには単なる借り換えと、おまとめにするというものがありますので、両者を別々にご説明していきましょう。

ローンの借り換え

まずはローンの借り換えですが、これは今借りているカードローンよりも低い金利のカードローンで借りて、今ある借り入れを完済してしまうという方法です。今より低い金利で借りれば、それだけ利息の負担も減るからです。

具体的には、新たに別のカードローンに申し込んで、現在他社から借りている金額を借り入れ、今ある借り入れを完済してしまうということです。

おまとめローン

そしてもうひとつ、借り換えには複数のカードローンをまとめるという方法もあります。現在複数のカードローンを利用している場合、それぞれに利息が付いて負担は大きくなっているはずです。しかも返済日などの管理が非常に面倒ですね。

そこで、新たに、もしくは現在利用中のカードローンのうち、最も金利の低いところで、複数から借りている総金額を借り入れ、他のカードローンを全て完済してしまうという方法です。

具体的方法としては借り換えと同じですが、複数の借金を返してしまうことで、利息の負担が減るだけでなく、返済日や利用金額の確認などの管理も楽になるのが大きなメリットでしょう。

借り換えにデメリットはあるか

では改めて、カードローン借り換えのメリットとデメリットを考えてみます。分かりやすく表にしてみました。

メリット
  • 利息の負担が減る
  • 管理が楽になる
  • 社会的なイメージアップ
デメリット
  • 手間がかかる
  • 多額・長期間の借り入れになる

メリットとしては、先ほども述べたように、まず利息の負担が減ることと、おまとめの場合は管理が楽になるというのも大きいですね。そして何より、幾つもの借金があるというよりは、借り入れ金額は同じでも、ひとつのカードローンを利用している方が社会的にも印象は良くなります。

このように借り換えによるメリットは分かりますが、デメリットはどうでしょう。書き出したように、確かにデメリットもあります。しかし実はデメリットといえるほどのものではないのです。

まず手間がかかるといっても、今は新たにカードローンを申し込むのも、全てネットで完了してしまいますよね。もちろん借り入れも当日に振り込んでもらえます。そして今ある借り入れを完済するのも、電話と振り込みだけでオッケーです。

そして、借り入れが多額になり、返済が長期間になるとはいえ、今までより金利の低いところで借りているわけですから、結局は負担が減ることになります。こうしてみると、やはりカードローンの借り換えにはメリットの方が断然大きいといえるのです。

急な入用など、つい便利に借り過ぎてしまうことが多いカードローンですが、出来れば少額の借り入れを、なるべく早く返してしまうという利用を心掛けましょう。利息は一日でも早く返した方が負担が減るということを肝に銘じておくことです。

しかし、それでももし借り過ぎて限度額いっぱいになってしまったり、またそのために複数のカードローンから借り入れをしてしまっている場合、現在の借り入れ金利よりも低いところで借り換えをしてみるのはいかがでしょう。

きっと利息の負担も減り、気持ちも楽になると思います。また借り入れを改めて明確にすることにより、さらなる借り過ぎを防ぐことにもなるでしょう。

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