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初めてのキャッシングは慎重に!お得な借り方教えます!

子供の頃には考えもしなかったでしょうが、成人し、社会に出るようになると本当に色々な場面で急な出費を経験することになります。数千円あるいは数万円のお年玉でリッチな気分になっていた子供時代が懐かしくなるような、数万円から数十万円のお金を生涯に渡って管理していかなければいけなくなるんです。

だからと言って、「将来お金を借りる事になってもいいように、キャッシングの勉強をするんだ!」なんて子は、まずいないでしょう。大人になり、実際に借り入れが必要になってその必要性を認識し、どこにどうやって手続きしたらいいのかを考えることになるのではないでしょうか。

今回は、そんな「初めてのキャッシング」を考えている方に、少しでもお得に、少しでも悩まずに申込みや手続きができる方法を解説していきます。キャッシングのベテランには「なんだ、そんなことか」と思うような事ばかりかもしれませんが、最初はみんなわからないことだらけです。是非最後まで読んでみてください。

キャッシングの申込先とその特徴を掴もう!

一言でキャッシングと言っても、申込先も違えばその特徴も違ってきます。まずはどんなところでキャッシングができて、どんな特徴があるかを把握しましょう。(参考ページはこちら→金融業者によって変わってくる事

主なキャッシングの申込先

まずはキャッシングをさせてくれる申込先を覚えましょう。これが解らないとどこに申し込んでいいのかすら解らないことになりますからね(笑)。

    主なキャッシングの申込先リスト

  • 銀行・信用金庫・労働金庫などの金融機関
  • 消費者金融会社や信販会社などの貸金業者
  • クレジットカード発行会社(金融機関からスーパーまで幅広くあります)

大きく分けるとこの3つに集約されます。身近にある銀行やTVCMなどでおなじみの消費者金融まで、よく考えてみたら知ってるところは何ヶ所もあるのではないでしょうか。それらの特徴を掴んで、一番お得な借り方ができるようにしたいものですね。

銀行など金融機関からのキャッシング

まず、銀行などの金融機関から見ていきましょう。金融機関にもいろいろな種類があるのはご存知でしょうか。消費者金融は金融機関ではありません。そのため、「ノンバンク(直訳すると銀行じゃない)」とも呼ばれています。

【主な金融機関】
・銀行 ・信用金庫 ・労働金庫 ・農協や漁協などの協同組合

これらで最も身近なのは、お住まいの地域にある銀行でしょう。農協や信用金庫も思った以上に身近に存在しているので、一度チェックしてみるといいですよ。労働金庫はお勤め先が加入しているかどうかも影響してくるので、お勤め先の状況も把握したいところです。
(⇒銀行は多くの人にお勧めの借入先

金融機関が提供するキャッシングサービスの特徴

さて、金融機関とは何ぞや?ということが解ったところで、その提供するキャッシングサービスの特徴も掴んでおきましょう。と言っても、難しい事ではありませんから、気楽に下のリストを見てください。

  • ネットで申込めるカードローンやフリーローンが多い
  • 申込みから利用開始まで、1~2週間かかるものが多い
  • 本申し込み(契約手続き)を郵送や来店で行なうものもある
  • その金融機関の普通預金口座を持っている条件のものもある
  • 金利はノンバンクと比べると低め(平均して年14%程度)
  • 犯罪防止の為に本人限定郵便などでの郵送が行なわれる

では、これらの点について、1つずつ解説していきます。

主力サービスはネット申込みも可能

申込み方法は数多くあります。インターネット・携帯やスマホ・電話・FAX・郵送と、ご自分の都合のいい申し込み方を選択しましょう。ただし、信用金庫や協同組合など小規模の金融機関では、ネットやモバイルでの受付をしていないサービスもありますので、申し込み方法は公式サイトでよくチェックしましょう。(参考ページはこちら→どの方法で融資に申し込む?

一番のお勧めはネットやモバイルでの申込みです。24時間365日受付をしてもらえるので、仕事から帰ってきてからゆっくりと自宅で手続きを行うことができるのが魅力です。電話の場合はコールセンターの営業時間がありますし、全ての項目を質疑応答すると結構な時間通話することになります。

郵送の場合はそれだけの時間的余裕が必要になりますし、身分証明書類なども審査結果が出る前から送らなければいけないなど手間もかかります。今の時代としてはお勧め度は低いですね(それしか指定がないものの場合は仕方がありませんが)。

金利は金融機関が断然お得!

金融機関でキャッシングする大きな魅力として、「金利の低さ」が挙げられます。例外はあるものの、平均的な最大金利は年14%前後。消費者金融などノンバンクの平均が17%台であることを考えると、中長期的な利用をするなら金融機関のサービスがお勧めです。

返済計画だけでなく、時間的計画も重要

金利面でのサービスは非常にお勧めなのですが、時間的な余裕を持てることも重要な選択肢となります。申し込みから融資まで2週間程かかるものもあるので、申込みの流れはしっかりと確認しましょう。大抵のキャッシング案内にはこの流れを載せているので、見落としはしないように。

また、審査通過後の契約手続きを金融機関の窓口で行なうものもあります。特に地方銀行・信用金庫と規模が小さくなるとその傾向が強くなりますが、平日の日中に窓口へ行けない方はこの点も注意しましょう。

全てにおいて例外的なものがあることに注意

ここまで書いてきた特徴は、全国の金融機関によくある傾向をまとめたものです。中には即日で融資をしてもらえるカードローンもありますし、来店不要で手続きが完了するものも数多く存在します。

まずは、自分の活動エリアにある金融機関を調べてみましょう。そして、メガバンクやネット銀行など全国展開しているキャッシング商品にも目を配りたいところです。申込みや契約手続きの方法、金利、利用開始までの所要日数、カードローンならATMの使える場所と手数料も調べて、トータルで考えるようにしましょう。
(⇒良いカードローンの条件について

消費者金融などノンバンクからのキャッシング

さて、金融機関以外のいわゆる「ノンバンク」に話を移しましょう。まず、ノンバンクとはどのような会社を指すのか、下の囲みを見てください。

【主なノンバンク】
・消費者金融 ・信販会社 ・クレジットカード発行会社
・リース会社 ・保証専門会社 ・債権回収会社

このうち、個人の消費者がキャッシングを利用できるのは上段の3つが殆どです。下段の3つは企業への貸付やキャッシング契約の保証業務、返済が滞った債権を回収する業務の専門会社であるので、普通に生活している上でお目にかかることはまずないでしょう。

ノンバンクが提供するキャッシングサービスの特徴

金融機関と同様、ノンバンクにも特徴があります。まずは箇条書きで列挙してみましょう。

  • 大手はカードローンが主力。中小はフリーローンが殆ど
  • 大手は自動契約機で即日カード発行も可能
  • 中堅~小規模の会社は来店での契約が多い
  • ノンバンクからの借入れ合計は年収の1/3まで
  • 金利は金融機関と比べると高め(100万円以下なら平均17%程度)
  • 日数的には金融機関よりも圧倒的に早い

これも一般的な特徴なので、例外もあります。しかし、多くのキャッシングはこの傾向が強くありますので、公式サイトなどで確認していただけると納得できるでしょう。

時間的余裕がない方にお勧め

金融機関と比べ、申込みから融資までの時間は圧倒的に早いです。その理由は大手には自動契約機が全国各地に設置されていること。中小は来店したその場で契約となるからで、郵送に時間がかかるといったケースはキャッシングに関しては稀でしょう。ただし、クレジットカードはこのようにはいきませんので注意が必要です。

即日あるいは2~3日中にキャッシングが必要という方には、金融機関よりもスピード感のある融資をしてくれる消費者金融の方が、あれこれ迷わずに済む方法としてお勧めです。

法律で決められている借り入れの上限額

ノンバンクと呼ばれているこれらの会社は、法律上は貸金業者と言います。そして、この貸金業者から借りられる金額は、貸金業者の合計で年収の1/3までと決められています。例えば年収300万円の人はノンバンクから合計で100万円までしか借りることができないんです。これを「総量規制」と言います。

用意する書類は申込み前に揃えよう!

さて、金融機関とノンバンクの特徴を書いたところで、最後に用意しなければいけない書類についてもお話しておきましょう。これはどちらにも共通して必要な物なので、申込み前にしっかりと準備をしておきましょう。では、下の囲みを見てください。

【身分証明書類】~有効期限内であることが絶対条件!~
・運転免許証 ・住民基本台帳カード ・健康保険証
・パスポート ・外国籍の方は永住許可証、学生さんは学生証なども
【収入証明書類】~今お勤めの所の収入であること!~
・前年の源泉徴収票 ・2~3ヶ月分の給与証明書
・確定申告書 ・納税証明書 ・収入証明書(役場発行)など

身近にある物ばかりですが、これにもいくつかの注意点があるので、それも併せて確認をしておきましょう。

住所が現住所であること、姓が変わっていないこと

身分証明書は、必ず現住所を証明できなければいけません。運転免許証にしても健康保険証にしても、転居したら変更の手続きをしなければいけないことになっていますが、何かの都合で忘れていたりすると、それだけでは身分証明にならなくなります。

そんな時には、公共料金(電気代・水道代・ガス代など)の領収書で現住所と氏名が書かれたものを一緒に提出しなければいけなくなります。また、消費者金融の中には住民票を提出するように求められることもあります。

結婚や離婚で姓が変わった方も要注意です。旧姓のままの身分証明書は証明書として成り立たないので、こちらも今の状態を証明できる物が必要になります。

収入証明書は提出不要でも準備すること!

最近のキャッシング契約では、「収入証明書の提出は不要」という物も珍しくありません。しかし、申込みの段階で正しい年収を申告をするためにも、収入証明書類は欠かせない物です。きちんと書類を確認しながら申込みを行なわないと、提出を求められたときに辻褄が合わなくなって審査落ちする可能性もあります。

また、年収は税金など差し引かれるもの全てを含めた金額のことです。手取りでいくらだから…と計算すると、自分で年収を少なく申告するという、何とも勿体無いことになりますから、この点からも書類の重要性がお解りいただけるでしょう。

自分に状況に合ったキャッシング商品選びを!

色々な特徴、用意する書類などを書いてきましたが、参考になったでしょうか?時間的な条件、金利の差、普段からの利用でATM手数料はかかるのか、その他のサービス内容はどうか…。チェックする点は沢山ありますが、金融機関とノンバンクを上手に比較すれば、自分に合ったサービスを選ぶことも難しくはありません。

慌てずに、身近な金融機関をチェック。ネット銀行などもチェック。そしてノンバンクをチェック。この順で調べていけば、必ずスムーズな選択ができます。初めてで不安な方は特に実践して欲しい順番です。

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